2018.05.05

[陸上]東近江市立愛東南小学校/東近江陸上スポーツ少年団 田中瑛美莉

競い合える仲間と頼れるパパコーチ。恵まれた環境ですくすく育つ未来のアスリート

昨年の全国小学生陸上競技交流大会の5年女子100mで、全国大会の準決勝まで駒を進めた田中瑛美莉。 全国大会の予選で自己ベストを更新するなど、物怖じしない度胸の良さが彼女の持ち味。 滋賀国体を6年後に控え、その成長が期待されるひとりだ。

陸上経験者だった父親のすすめで東近江陸上スポーツ少年団に入団したのが3年生の時。 最初の1年はただ体を動かすことを楽しむだけだったが、4年生の夏に出場した県大会女子100mでいきなり2位に。 この経験がスイッチとなり、本格的に陸上に取り組むようになった。 5年生の春から、週1回のスポ少の練習とは別に、ジュニアオリンピック出場経験もある父親の田中大介さんと週2回の自主練習を始めた。 「瑛美莉は必要なときにぐっと集中できるのがいいところ。陸上は自分の努力がわかりやすく結果に繋がるので、集中しやすいのかもしれませんね」 と父親の大介さん。

もうひとり田中の成長に大きく関わっているのが、同じスポーツ少年団に在籍する山川なつみ(山上小学校6年)。 「去年の県大会は、なっちゃんに勝てたのがなにより嬉しかった」 と田中も話すように、力の差はほぼ同じで複数の大会で1、2位を争う良きライバル。 自主練習でも一緒に汗を流している。

また、ふたりとも滋賀県が未来のトップアスリート育成を目指して実施しているレイキッズの4期生としても活動中。 陸上だけに限らずさまざまな経験を通して、未来に大きく羽ばたいてほしい。

田中 瑛美莉

東近江市立愛東南小学校/東近江陸上スポーツ少年団

Profile/たなか・えみり。2006年10月4日生まれ。小学3年生から東近江陸上スポーツ少年団で陸上を始める。5年生の夏には県大会女子100mで優勝し全国大会へ。県内の小学5・6年生を対象に未来のトップアスリート育成を目指す「滋賀レイキッズ」の4期生としても活動中。

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