2021.03.12

ターゲットエイジ・U15トライアウト[根間洋一]

7回目の今日は2月13日に行われたターゲットエイジ、U15のトライアウトについて書いていきます。

今回のトライアウトは、ターゲットエイジだけでも昨年の倍の人数、両方合わせて100人越えの大きなトライアウトとなりレイクスの育成が徐々に認知、実を結んできている、と感じるものとなりました。

注目すべきはU15の部。新中学一年生対象のトライアウト。
昨年以上の高いレベルだけでなく特徴的だったのは背の高い選手のバスケットボールスキルと気持ちの強さ、の2つです。
ここは例年との一番の違いでした。小学生の時に大きい選手はポジション的にボールの扱いが不慣れな選手が多く、その中でも今回は背が高くてもボールの扱いの上手い選手が数名いました。

U15は将来を見据えた育成チームで、そこを目指すということは早いうちから目標設定ができており、彼らの日々の取り組みが容易に想像できるものでした。また、大きい選手はガードに使われる、合わせることを求められることがプレイとして多いことがあります。その過程で保守的なプレイや、いわゆる大人しい性格になることが多く、育成年代のコーチたちはそのビックマン達にスキルと自信をつけさせる準備をしていることが多くあります。

今回のトライアウトで大きい選手達が積極的に自信満々でプレイするシーンは大きなインパクトとなりました。大きい選手は大きい選手のポジションだけする、その常識が徐々に無くなり先を見据えた「今」を指導するコーチ達も増えて来ているということです。

今回のトライアウトはレイクスとしてそんな選手、コーチたちの為に指針となれるよう、その責任と高いモチベーションを得られるもでもありました。

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