2019.06.21
こども記者の社会見学 <第3回>株式会社 山﨑砂利商店
県内の小学生記者が滋賀の企業や施設を訪問し、ちょこっと社会勉強する本企画。
今回は「山﨑砂利商店」「ヤマゼン」にご協力いただき、大津市の「途中工場(湖西支店)」へ。
子供記者たちはその規模の大きさに…。
未来の自然環境を本気で考える
「山﨑砂利商店」の事業は、約90年の歴史を持つ砕石・砕砂製造を中心に、産業廃棄物処理・リサイクル事業、土木建築業、輸送事業、汚染土壌リサイクル事業、土壌・水質分析事業の6部門を展開。 それぞれ独立したビジネスを展開しながらも、横のつながりを生かした効率的なトータルソリューションを提案している。
その中で産業廃棄物処理・リサイクル事業では、限りある天然資源を有効活用する循環型社会の構築に取り組んでいる。 奥田貴光専務は
「例えば、古くなったコンクリートなどから石や砂を取り出して、綺麗にして再利用する事業です。 そうすることで自然破壊をしなくていい社会を作ろうとしています」 と説明。子供記者たちは、その事業内容を自分たちの目で確認するために工場見学へ。 そこで見たプラントの規模の大きさや働く重機の迫力に驚くことになる。
ようこそ!途中工場へ!
①まずは事業紹介
「この途中工場には、汚れた石や砂を綺麗にするプラントがあります。今日はその作業を見てもらいます」奥田貴光専務。
②安全第一
「安全第一」を掲げる途中工場。見学とはいえ、ヘルメットとマスクは必須アイテム。皆川野々映(小3)記者もしっかり装着!
③これは廃棄物!
「これは工事現場からトラックで運ばれてきた廃棄物です。でも、この大きさではプラントに入らないので、これをまず小さく砕いていきます」山﨑グループ統括本部長の吉村豊広さん
④小さくなった!
「さっきの大きな石がこんなに小さくなった!」皆川蒼斗記者(小5)
⑤洗浄する
「小さくなった石や砂をプラントで洗浄します。するとこんな風に綺麗になります」吉村統括本部長
⑥さらに砕くと…
綺麗になった小石をさらに砕くと、サラサラの砂に。保管ヤードに入ると、そこには砂山が…。「よし!頂点目指して競争!」とは嶋田康佑(小5)記者
⑦はたらく車たち
「タイヤ、大きすぎる~。運転席が高すぎて空しか見えない(笑)。石を洗うプラントも大きな洗濯機みたいだったし、とにかく何でもデカイ!」と大江出(小5)記者。
※普段、工場見学は行っておりません。子供たちにいろんな経験をさせる機会を作りたいという「レイクスマガジン」の想いに賛同いただいて特別に行っております
今月の子供記者さん
嶋田康佑(小5)、大江 出(小5)、皆川蒼斗(小5)、皆川野々映(小3)
株式会社 山﨑砂利商店
昭和2年に創業した「山崎砂利商店」は、砕石・砕砂製造業を行う企業。グループ企業には産業廃棄物処理・リサイクル事業などを手掛ける「ヤマゼン」などがある。また、滋賀レイクスターズやスノーボードチーム「YAMAZEN ROCK THEKIDS」のスポンサード、ミニバス大会「ヤマゼンフレンドカップ」特別協賛など地域貢献活動でも広く知られている。