2019.03.01
【3/1 vs京都 前日表情】#32狩野、#35伊藤インタビュー
日本代表のワールドカップアジア地区予選のため中断していたレギュラーシーズンが、3週間ぶりに再開する。
終盤の「残留力」で巻き返しを狙う滋賀レイクスターズは、アウェーでの京都ハンナリーズ戦から負けられない戦いがスタート。宿敵の京都とは昨年末にも対戦し、今シーズンは1勝1敗。通算ではbjリーグ時代も数えて31勝32敗とほぼ互角。今回2連勝すれば、通算成績はひっくり返ることになる。レイクスはこの中断期間にヘンリー・ウォーカーとアレン・ダーラムの2人を新戦力として迎え入れた。十分な実績を持つ2人だが、この段階に来ての大きなテコ入れは吉と出るか凶と出るか。
試合を翌日に控え、キャプテンの狩野祐介と司令塔の伊藤大司がレイクスマガジンのインタビューに答えた。
◆狩野祐介
Q 中断期間の3週間での手応えは
狩野 できていなかったことをしっかりと練習する期間にできた。しっかりと準備ができているので、明日、あさってといいゲームができると思っている。
Q 外国人が入れ替わり、連携を心配する声もある
狩野 全然心配ないと思う。ヘンリー(ウォーカー)もアレン(ダーラム)も頭がいいし、対応力がとてもあるので、そこは気にしなくてもいいと思う。コミュニケーションをより多くとることが大事だ
Q 京都に2連勝できる自信は
狩野 自信はある。やはり京都戦は相性がいいし、新外国人2人が爆発してくれると思う。それに日本人選手の僕たちがついていけば、2連勝できると思っている。
◆伊藤大司
Q 中断期間の練習では、どんなことを意識していた
伊藤 ヘンリーとアレンが新しく加わったので、新しいチーム作りが大事になると思っていた。特に英語をしゃべれる僕は2人と全員をつなげる大事な役目。コミュニケーションの部分はかなりフォーカスを置いてやってきた。ここまで40試合は、ディフェンスはそれなりに機能したけど得点力のなさは問題として出ている。もう一度チームでどういうオフェンスをするべきかとか、全員がアグレッシブに攻めようということを意識して練習できたんじゃないかと思っている
Q このタイミングでの外国籍選手の入れ替えに不安はなかったか
伊藤 不安というよりはマーカス(ブレイクリー)が出ていく寂しさはあった。けど、その2人はすごい選手が来るんだという期待が大きかったので、不安はなかった。2人はその期待に応えてくれそうなプレーを練習で見せてくれている。そういう意味ではワクワク。アルバルク時代にもこのタイミングで2人変わるということはあった。そこからのチーム作りはもちろん大変だけど、僕たちは最下位なんで失うものは何もない。
Q 京都戦に向けて
伊藤 チームとしても「残留力」というくらい、何としてもB1残留というのを目標に戦っている。全員がプライドを持って戦わないとダメだと思う。京都はマブンガとサイモンという2人の選手がキーポイントになってくるので、どれだけ2人に楽にプレーさせないか。あとは、レイクスがアグレッシブに気持ち良くオフェンスできるかが重要になる。PGとして、いいテンポで気分良くプレーできる流れは作っていきたい。
2連勝はできるし、しなければいけないと思っている。