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2017.09.02

【高校の星SP】ある夏の物語2017①

[ボート]瀬田工業高等学校 ボート部 島田隼輔

重圧乗り越え全国V”東京”に名乗り!

ボートの上で天高く拳を突き上げ、叫び、喜びを爆発させた。

名門・瀬田工業ボート部にシングルスカルで36年ぶりのインターハイ優勝をもたらした島田隼輔(2年)は、その歓喜の裏で、ある種の屈辱を感じていた。 大会前の6月に行われたU19世界選手権の代表選考会に敗れたことでインターハイ出場が決まったからだ。世界を舞台に戦いたかった…。 そんな葛藤を乗り越えて、高校最高峰のレースに挑んでいた。

東京オリンピックに向けたタレント事業でたびたび強化合宿にも参加している島田は、普段から国際大会規格の2000mを視野に入れて練習している。 その関係もあって1000mで争われる高校生の大会では、スタートに出遅れ、ラストで一気に逆転するというレース展開が多い。いわゆるスロースターターだ。インターハイ決勝でもラスト250mから追い上げ、最後は2位に約2秒差をつけて優勝している。島田は決勝レースをこう振り返る。 「ラスト100mでギリギリ追いついて逆転できた。純粋にうれしく、今までの苦しい練習が報われたと思った」。

瀬田工業ボート部の辻正人監督は「周りの選手は、2000mでは島田に勝てないけど、1000mなら勝てると思ってレースに挑んでくる。鬼の首を取ったる!くらいの勢いで(笑)。それを跳ね返して優勝するのは大変だったと思います」と、島田をねぎらった。 U19世界選手権の代表落選からの”反撃”は、インターハイ優勝でひとまずピリオドが打たれた。だが、島田の 「オリンピックに出てメダルを取る」 という挑戦はまだ始まったばかりだ。

島田 隼輔

瀬田工業高等学校 ボート部

Profile/しまだ・しゅんすけ。2001年1月9日生まれ、大津市出身。粟津中学卒。瀬田工業ボート部OBの父と兄の影響で高校からボートを始めた。今年3月の「第28回全国高等学校選抜ボート大会」シングルスカルで3位。インターハイで優勝。U19日本代表候補。181㎝、74㎏。

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