2017.06.01

長浜市立東中学 / 男子バレーボール部

23年ぶりに春の王者に。長浜東が全国へ手応え。



勝利のボールが相手コートに弾んだ瞬間、長浜東中学のメンバーたちは雄叫びをあげて喜びを爆発させた。5月19日。滋賀県中体連の春季総体は長浜東が最終セットにもつれる熱戦を制し、守山南中学に勝った。小倉弘也監督は「うちは中学からバレーを始めた子がほとんど。だから、サーブやレシーブ、パスなどの基礎練習を丁寧にやってきた。テーマは正しいことを正しくやる。それが今日の勝利につながったのだと思います」と話す。



守山南には2大会連続で負けていた。キャプテン吉原蓮(3年)は「やっと勝てた」と勝利を噛み締めた。「この勝利に自信をもって、夏季総体で優勝し、近畿大会を突破して全国大会に出場したいです」長浜東にとっては、夏への手応えをつかんだ大きな1勝となった。


女子は能登川が6年ぶりのV

88校による厳しい2デイトーナメントを制したのは能登川中学だった。近江兄弟社中学との対戦となった決勝は、第1セットを先取されたものの、第2・3セットを連取。



キャプテン松原沙奈子(3年)は「最後まで落ち着いてプレーできた」と振り返る。その要因の一つが下級生の働きだと関智仁監督は話す。「チームの移動準備やボール拾いなど、上級生が試合に集中できるように2年生がコートの外でチームを支えている。その働きも大きい」。まさに全員でつかんだ6年ぶりの頂点。次は夏の全国行きを目指す。

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