2022.05.21
2021-22 SEASON MONTHLY REPORT 2022 APRIL
54日ぶりの試合で勝利を呼び込む
コロナ禍のあおりを受け、約2ヶ月も公式戦から遠ざかった滋賀レイクスターズ。再開初戦となった2月26日の三遠ネオフェニックス戦では、指揮官ルイス・ギルHCを代表活動で欠き、外国籍選手が1人少ないという難しいシチュエーションの中、オーバータイムにもつれる接戦をものにした。
勝利へ導いたのは、佐賀バルーナーズ時代からルイスHCと二人三脚で歩んできた保田光之AC。
試合後「54日ぶりの試合で1勝を挙げられたことは大きな意味がある」と喜びを噛み締めていた。
ルイスHCは保田ACを「日本の家族」だと話す。そして「日本の中でトップコーチになれる逸材。東京2020オリンピックの際は自費でスペイン代表に帯同し、我々スタッフの働きを間近で見てきた。私が安心してスペイン代表ACの活動に行けるのも彼がいるおかげだ」と続ける。
レイクス3カ年計画の中には選手を育てるだけではなく、スタッフの育成も入っている。かつてBリーグ最年少HCとしてB2熊本ヴォルターズを率いた保田ACは、スタッフ育成のシンボル的な存在である。「将来はヨーロッパで最も活躍する日本人指導者になりたい」と話すルイスHCの"右腕"は、2026年から始まる新B1参入へ向けたレイクスに無くてはならないキーマンである。
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保田 尭之
滋賀レイクスターズ
やすだ・たかゆき 1989年7月15日生まれ、大阪府出身。関西外国語大学卒。2013年NBL和歌山トライアンズAC、2016-19B2熊本ヴォルターズHC、2019-21 B3/B2佐賀バルーナーズAC