2020.04.13

「子ども・若者参画特別委員会」ジュニア・ユースチーム

2024年の「 わたSHIGA輝く 国スポ・障スポ」 に向け、開催準備や県のスポーツ推進などを考える「 子ども・若者参画特別委員会(ジュニア・ユースチーム)」。
2019年度のテーマは「 マイスポーツを探せ!!」。 小学5年生から大学生までの36名が、全8回の活動でテーマを深く掘り下げていった。

マイスポーツ探しの難しさを知る

「わたSHIGA輝く 国スポ・障スポ」開催に向け、若い世代の意見や提案を積極的に取り入れようと発足した「ジュニア・ユースチーム」。2019年度の第6期生は「マイスポーツを探せ!!」というテーマのもと、eスポーツやパラスポーツのボッチャ、スポーツウェルネス吹矢、ユニカール、フライングディスクなどを体験。関係者や選手への取材も行い、その経験をベースに大型ショッピングモールでスポーツ体験会を運営した。
スポーツ体験会では、緊張した様子もあったが、テキパキと運営し、スポーツの楽しさを伝えた。女性や年配者の参加率が低いなどいくつかの問題点が見えてきた。

マイスポーツ発見の6ヵ条

自らの競技体験やスポーツ体験会の運営などを通して、第6期生は〝する・見る・支える〞という3つの視点から「マイスポーツを見つける6ヵ条」を導き出した。
スポーツをしたい人がマイスポーツを見つけるには「部活、クラブチームに入る」「体験会やイベントで1回やってみる」という2つの条件が必要で、見るという点では「レッツゴー試合会場」「テレビで見る」、支える点では「ONETEAM みんなで支える」「あなたの言葉で伝える ♯スポーツ」と、それぞれにマイスポーツ探しのキーワードを挙げた。
予定では3月の活動報告会・解団式で研究成果を発表する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止に。1年を通して活動を見てきた滋賀県文化スポーツ部 国スポ・障スポ大会課の川瀬真紀氏は「活動報告会に向けて準備してきたので、中止になって残念です。でも、この経験を生かし、何らかの形で国スポ・障スポに関わってほしい」期待を寄せた。
また同課の畑野修平氏は「11月のスポーツ体験会では、1日の中でみんなが長する姿を見ることができた。素直にすごいなと思いました」と話す。
次年度(第7期生)は、また別のテーマで実施を予定している。今年6月頃に発表される募集要項を見て、興味の湧いた方はぜひ参加してほしい。

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