2020.04.10

[クロスカントリー]比叡山高校 北川星瑠 / 滋賀学園 梶谷優斗 安原太陽 / 草津東 居田優太

第31回全日本びわ湖クロスカントリー大会(BIWAKOクロカン2020)」U-20(20歳以下)では、男女とも滋賀県勢が活躍した。

 

 

まず圧巻だったのは、4キロで行 われた女子U-20。この春から大学生 になる比叡山高校の北川星瑠(3年) が2位に21秒差をつけて優勝した。
「1週間ほど前から足に痛みがあったけれど、高校最後のレースなので守らずに行こうと思った」とレース を振り返る。 昨年の茨城国体では3000mで滋賀県高校新(9分15秒 )を樹立。今年1月の都道府県対抗女子駅伝 では大会ポスターの1人に起用され、「最初は驚いたけど、やっぱりう れしかった。注目されていると思う と、気が引き締まる想いでした」と話す。何かと注目を集めた高校3年間を終え、陸上競技の強豪・大阪芸術 大学へ進学する。「大阪芸大は陸上も強いですし、小さい頃から目指している役者の勉強もできる。陸上では大学4年の間に日本で一番速くなりたい」 役者と陸上の両立を目指す。

 

また、男子U-20(5キロ)は、2位に梶谷優斗(滋賀学園)、3位に居田優太(草津東)、4位に安原太陽(滋賀学園)が入るなど、湖国勢の活躍が目立った。その中で4位の安原は、同日開催の「第5回全国中学生クロスカント リー選手権大会」に弟の海晴(東近 江市・船岡中学)も出場し、兄弟揃っ て入賞のうれしい結果に。 1月の都道府県対抗男子駅伝で はともに滋賀県チームに選出され、 初の兄弟タスキリレーも実現した。

 

 

春から駒澤大学へ進学する兄の太陽は「弟とタスキリレーできたのは いい思い出。春からは箱根駅伝のメンバーに入れるようにしっかり頑張ります」と話す。弟の海晴は兄と入れ替わりで滋賀学園へ。「全国のトッ プ選手が集まる今回のクロカンで入 賞できてうれしい。でも、ちょっと雪が降り過ぎでしたね(笑)」と、笑顔で中学最後のレースを締めくくった。

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