2017.09.02
[バスケットボール]滋賀レイクスターズ ユースチーム(U15)
上々の船出が意味するもの。
「B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP」 4位。
8月1日~3日に初開催されたBリーグU15世代の王者を争う「B.LEAGUE U15CHAMPIONSHIP」。 我らが滋賀レイクスターズ ユースチーム(U15)は、15チーム中4位という好成績を残した。 特に強豪のU15千葉ジェッツとの一戦は延長戦の末に勝利し、選手たちにとって大きな自信になったようだ。
入口扇(朝桜中3年)は「なんとか追いついて延長に入り、みんな苦しそうだったけれどそれを乗り切って勝てた。この経験は今後につながると思います」と振り返る。
この千葉戦の勝利でレイクスU15は予選リーグを1位通過。だが、準決勝ではU15横浜ビー・コルセアーズに65-94で敗れ、3位決定戦では栃木ブレックスU15に41-78で敗戦。 2連敗で大会を後にしたが、選手たちにとっては将来の夢を大きく膨らませるきっかけになった。西大輝(瀬田北中3年)は「 もともとレイクスが好きで、ユースチームのトライアウトを受けた。 受かった時はすごくうれしかったし、実際にレイクスブルーのユニフォームを着て戦ったことで、今まで以上にトップチームでやりたいという気持ちになりました」 と笑顔で話す。
チームを率いる根間洋一HCはこの4位をどう見ているのだろうか。
「実際にはまだまだ上位とは差があると感じた。 ただ、初めての大会で他のチームがどれくらいの本気度でユースチームを育てようとしているのかを肌で感じられたのは大きい」
言い換えれば、トップチームとの一貫体制を敷く中で、ユースチームに何が求められ、どう進めるべきかという一つの物差しを得ることができた大会。上々の船出は、この先に進むべき育成型クラブとしての大きな一歩になったと言えそうだ。