2026.04.24
パラリンピックへ一歩前進

パラクライミングの津田祐樹が2026年3月のパラクライミングジャパンシリーズ第2戦で2位に入り、日本代表に選ばれた。26年度の世界大会へ出場はもちろん、目標である28年のパラリンピック出場に向けて大きく前進した。
津田はJRA栗東トレーニングセンター近郊の育成牧場で働いていた21歳の時に脊髄を損傷し、下半身に障害が残った。
パラスポーツ経験は、25年の滋賀障スポの出場をめざしてパラ競泳を始めるまでほぼ無縁だった。
パラ競泳では障スポ出場を果たしたが、世界をめざす上では壁も感じていた。そんな時、パラクライミングがパラリンピックの正式種目になることを知る。
「上半身は水泳で鍛えていたので、いけるんじゃないか」
そしてパラクライミングを始めて半年で、国内トップクラスのパラクライミングジャパンシリーズで準優勝する。
「自信はつきました。でも、その時は参加選手もそれほど多くはなかったので、まだ半信半疑でした」
その疑念を吹き飛ばすように、日本代表の選考を兼ねた26年3月のパラクライミングジャパンシリーズで再び2位に入る。昨年の準優勝がまぐれではないことを見事に証明してみせた。四十路のサクセスストーリーは、ここから世界へと展開していく。

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津田祐樹
つだ・ゆうき。大津市出身、40歳。栗東高校卒。高校時代は馬術部に所属。2025年パラクライミングジャパンシリーズ鳥取大会RP 1クラス2位、26年3月のパラクライミングジャパンシリーズ第2戦2位。日本代表。








