2026.04.28
しがぎんカップ男子初のV4。 滋賀ミニバスの記録を更新中。

全関西5位入賞が自信に
滋賀レイクスU15横江 豊HCの出身クラブ「草津OSC」が、また快挙を達成した。2026年1月の「2025年度マクドナルド滋賀県ミニバスケットボール選手権大会(しがぎんカップ)」で男子初の大会4連覇。湖国ミニバスの歴史を塗り替え続けている。
この偉業に関して、一つのターニングポイントとなったのが昨夏の全関西大会(広島)だったと清水健宏監督は話す。
「今年は県3連覇を達成した昨年度のメンバーが多く残っていました。県内では春先から負け知らず。その影響で気の緩みや油断もちらほらと見えていました。西日本の強豪が集う全関西大会は選手たちにとっていい刺激になったと思いますし、前回の4位に続いて今年度も5位入賞できたことは自信になったと思います」
この「5位」が絶妙だった。選手たちは上には上がいることを再認識し、なおかつ自分たちは強いと自信が持てる順位だからだ。モチベーションを維持する上で良い経験となった。
OSCスタイルで県4連覇
創設28年目の草津OSCは「堅守から、速く攻撃的なバスケ」が特徴だ。ポゼッション(攻撃回数)を増やし、多くの得点チャンスを作るスタイルはクラブの伝統であり、アイデンティティである。
週5回の練習の中で、守備だけに特化した練習はない。清水監督は「だって、攻めないと勝てないですし、守備の練習をしてもつまんないでしょ」と笑う。50点取られたら60点取り返すのがOSCの哲学だ。ちなみに「OSC」は老上・志津・クラブの頭文字がルーツだが、
「オフェンシブ・スピーディー・クラブ」の意味もあるそうだ。
4連覇をめざした「しがぎんカップ」でも圧倒的なオフェンス力で勝ち上がっていった。初戦を70-22、準々決勝を79-24で勝利し、準決勝ではシードのBIWAミニバス(長浜市)と対戦。キャプテン田中啓太(大宝西小6年)はここが一つの山場だったと振り返る。「ボールホルダーと自分たちの間に他の選手が立って、プレッシャーをかけられないような戦略をとられた。前半はOSCの強みである堅守から速攻の形が作れなかった」。相手の3Pシュートがよく決まったこともあり、リズムを作れなかったそうだ。
その中でOSCは守備のやり方を変更する。前からのプレッシャーを強めるのと同時に、ボールホルダーを2人で挟むダブルチームを実行した。すると徐々に相手のリズムが狂い始めたという。
アグレッシブなディフェンスが持ち味の直木鍊翔(玉川小6年)は「相手があせり出してミスが多くなった。そこをうまく突いてOSCらしいバスケを出せるようになった」と話す。
結果、58-35と差を広げて勝利。その勢いをもって挑んだ決勝では、大会初参加でファイナル進出のK-REDNEX(甲賀市)を57-31で下して頂点に立った。直木は「練習をがんばってきた成果を出せてうれしい」と話す。キャプテン田中は「滋賀での歴史を塗り替えられて素直にうれしい」と4連覇に胸を張った。

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草津OSC
1998年度から活動開始。2016年に全国大会に初出場し、22~25年度には滋賀県男子として初の県4連覇を達成。チームの合言葉は「夢をつかめ!」。OBには元滋賀レイクスターズ(滋賀レイクス)の選手で現滋賀レイクスU15ヘッドコーチの横江 豊がいる。








