2019.06.14

[スノーボードクロス/アメリカンフットボール]YAMAZEN ROCK THE KIDS・立命館守山中学 山﨑涼介

スノボ”全日本”初出場で初優勝。アメフトでも期待!! 湖国の新星。

今年3月の 「JSBA全日本スノーボード選手権大会(スノーボードクロスU│ 15男子の部)で、山﨑涼介(YAMAZENROCK THE KIDS)が日本一に輝いた。 初出場で初優勝の快挙だが、本人は 「プレッシャーもなく楽しめたのが良かったのだと思う。たまたまです」 と謙遜する。 だが、実力がない選手に”たまたま”は訪れない。 湖国の新星は、かなりのポテンシャルを秘めていると言っていいだろう。

山﨑がスノーボードを始めたのは小学2年の頃。 ジャッジの採点に左右されるフリースタイルではなく、「速いヤツが勝つ。 そのシンプルさが好き」 でスノーボードクロスを選んだ。 そして上達すればするほど、コース取りや相手との駆け引き、ボードを踏み込んで加速させるテクニックなど競技の奥深さを知り、のめり込んでいった。 目標は 「プロのスノーボーダーになって世界で戦える選手になること」 ことである。

ただ、スノボだけで終わらないのが山﨑のすごいところ。 「楽しそうだったから」 という理由で始めたアメフトでは、強豪・立命館守山中学の一員として活躍。 ワイドレシーバーやリターナー、キッカーなど複数の役割を担い、チームに欠かせない存在になっている。 アメフトでの目標は 「甲子園ボウル(全国大会の決勝)に出て勝つこと」。スノーボードに続き、アメフトでも日本一を狙っている。

山﨑 涼介

YAMAZEN ROCK THE KIDS/立命館守山中学

Profile/やまざき・りょうすけ。2004年7月19日生まれ、大津市出身。滋賀大学教育学部附属小学校から立命館守山中学へ。現在3年生。幼い頃から水泳やバスケ、サッカーなど多くのスポーツを経験。次世代アスリート発掘育成プロジェクト(レイキッズ)第2期生。小学2年からスノーボードをはじめ、今年3月のJSBA全日本スノーボード選手権大会(スノーボードクロスU-15男子の部)で優勝。中学ではアメフト部に所属。

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