2026.02.25
「野洲モデル」がめざすもの。 バスケを通した豊かな生活。

野洲市バスケットボール協会は、中学校の部活動地域展開を推進すべく「野洲市バスケットボールスクールU-15」を積極的に開催してきた。2025年度のミッションは「土・日・祝も部活動の受け皿になること」。市各課や総合型スポーツクラブと連携し〝野洲モデル〞の構築に力を注いできた。だが、「なかなか進んで行かない現状にあせりを感じています。行政と連携・協働して取組をもっと進めていかなければならない」と担当者は感じている。
その中で、着実に成果を上げている事業が「キッズバスケットボール」である。市協会が3年前から始めた独自事業で、幼稚園の年長から小学1年生を対象に月に1回のバスケットボール体験会を開いてきた。「バスケットボールは日本代表やBリーグの人気が高まっています。一方で、少子化やスポーツ離れが叫ばれる昨今、裾野となる世代の競技人口は減少傾向です。われわれはミニバスチーム頼みだった普及活動を、市協会のキッズバスケットボールとして開催し、参加した子どもたちがバスケットを続けたい場合は、地元のミニバスチームを紹介しています」
昨年3月にはレイクスターズ・ファンドの協力を得て、野洲市の中学生を対象にした「東野智哉バスケットボールクリニック」を実施。元日本バスケットボール協会技術委員会委員長による指導は熱く、子どもたちだけではなく、指導者たちの気持ちにもスイッチが入ったという。10月の滋賀国スポでは野洲市総合体育館で成年女子の試合を子どもたちが観戦するなど有意義な時間も過ごした。「野洲モデル」は中学生年代の地域展開が中心にある。だが、市協会がめざしているのは、中学生年代だけでなく、子どもから大人までがバスケットボールを通じて豊かな生活を送ること。これからも挑戦は続く。








