2023.05.01
MIOびわこ滋賀から改名した今季。 好調キープで“本気度”アピール。Reilac Shiga FC
滋賀県初のJクラブに向けて
発足3年でJリーグ昇格(J3入り)を必ず果たす。
強い信念を胸にMIOびわこ滋賀が組織改革を断行し、今年2月に「レイラック滋賀FC」が発足した。
クラブミッションは3つ。「滋賀県初のJクラブへ」「魅力あるコンテンツ形成」「滋賀プライド」。J3昇格を通過点とし、湖国のフットボール文化発展や老若男女が交わる心豊かな地域社会づくりに貢献することを理念に掲げる。その心意気を表したのが「Stay Hungry, Stay FootballCrazy!」というクラブスローガンだ。
2月1日にはホームタウンの東近江市で「クラブ新体制・2023シーズンチーム新体制記者会見」が開かれた。壇上でキャプテン山口真司は「しっかり結果を残し、チームを認知してもらえるようにしたい」と力強く話した。
その言葉通り、レイラック滋賀FCは開幕から好スタートを切ってJ参入への本気度を示している。
開幕から好調をキープ
権田五仁会長が新体制会見で「(現場から)過去最高の補強ができたと聞いています」と語った通り、今オフには多くの有望選手がチームに加入した。
なかでも、南葛SCからやってきたFW安羅修雅はJFL第2・3節と2試合連続ゴールで早くもチームの顔になりつつある。また栃木SCから加入のDF井出敬大もJFL第2節で先制ゴールを挙げ、強豪Honda FCからの貴重な勝点1獲得に貢献した(最終スコア2│2)。3月を終えた時点で2勝1分けの2位と開幕ダッシュに成功した。
そして4〜6月はJFL第4節の高知ユナイテッド戦からホーム6試合に加え、4月23日には「天皇杯JFA 第103回全日本サッカー選手権大会」の滋賀県代表を争う「滋賀FA杯準決勝( vs守山侍2000)」も控えている。スタジアムへ足を運び、〝J参入〞をめざすチームに熱いエールを送ってほしい。