2022.04.20

レイクスU15 全国大会チャンピオンシップ

 

20回目の今日は3月、東京体育館で行われたBリーグU15の全国大会チャンピオンシップについて書いていきます。

昨年7位だったレイクスU15、今年は予選リーグ1勝2敗での予選敗退、自分達で掲げた目標の達成は叶わず悔しい結果となってしまいました。ただ、それでもこのチームをコーチした自分としては選手達、チームとしても例年以上の成果と経験を得られた大会になったのではと感じています。

「目標達成出来なかった事=成果が得られ無かった」という訳では決してありません。

大会初戦、課題でもある大舞台での気持ち面でソフトに入ってしまい、悔しい敗戦、2戦目はいつもならそのまま引きずり難しいゲームになる所をその気持ち面でカムバックし勝利、決勝トーナメントに望みを繋げました。その3戦目は突き放されそうになってもその度にディフェンスで踏ん張り何度もカムバックし最後の1分まで勝敗の分からない展開のゲームをしました。3戦目は30点以上の勝利が決勝トーナメント進出への条件、残り1分で接戦という事はその時点で予選敗退濃厚な状況にも関わらず最後の最後まで素晴らしいファイトを見せてくれました。試合後のミーティングでは全員が涙を流し、蹲ってしまう選手がいたほどです。選手一人一人が悔しい、次は絶対、と言った言葉を発していたのが印象的でこの光景を見た自分は「目標達成出来なかった事=成果が得られ無かった」訳では決して無い。と確信を持てました。

涙するほどに物事に打ち込めた事、1試合毎に課題を乗り越えステップアップできた事、その経験は必ず彼らの今後に活きて行きます。

その経験こそ今大会の1番の成果、結果ではと感じています。

新チームの練習はすでにスタートしています。今大会後悔しいと話していた選手たちは素晴らしい集中力と取り組みでバスケットボールと向き合っています。

彼らの成長と彼ら自身が掲げる目標達成に向け新しいシーズンも一緒に戦って行きたいと思います。

 

  

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