2020.06.30

彼は「なぜ」過酷なトライアスロンをするのか 内田弦大

『自分の在り方』なぜ、トライアスロンをしているのか?

皆さん、こんにちは!
関西大学・滋賀レイクスターズ所属
トライアスロン競技をしています。
内田弦大です。

今回のエッセイのテーマは「自分の在り方」
皆さんも、一緒に考えながら、読んで頂けると嬉しいです。

■心のスペース
本来であれば、4、5、6月はレースのことで頭がいっぱいですが、
新型コロナウイルスの影響によって大会の中止や延期が相次ぎ、急に自分の心にスペースができました。
お仕事をされている方の中には、リモートワークによって、様々な煩わしさから解放されて、心のスペースができいる人もいるのではないでしょうか?

■心のスペースができると何を考えるか
心のスペースが空くと仕事以外に生きている意味を考えるようになるのではないでしょうか?
ぼくであれば、「なぜトライアスロンをしているのだろうか?」
「自分が大切にしたいものは何だろうか?」という”自分の在り方”を考えるようになりました。
そして少しずつ自分の在り方が見えてきました。

ぼくは、なぜトライアスロンをしているのか?
それは「色んな景色を見てみたいから」です。

■なりたい自分
オリンピックに出場した時に見える景色。日本一になった時の景色。色んな人の想いを背負って闘って勝った時の景色。
ぼくは、このようなものに興味があります。
だから、ぼくはオリンピックに出場したいし、世界で戦いたいし、日本一になりたいです。
そして、そのためにトレーニングをやっています。
思い返してみれば、競泳をしていた時も陸上をしていた時も、
「全国大会に出場したら何か変わるのかな?」「全国にはどんな人達がいるのかな?」という興味が、ずっと心の中にありました。

”どんな人間になりたいですか?”
この質問に本気で向き合い、自分の在り方を明確にして生きていると毎日がワクワクします。
「お金や地位」のような飾りではなく、「大切にしたい価値観や人、繋がり」のような人間的で本質的なものに向き合い
ぼくは「すごい」ではなくて「その人らしい」ということを大切にして、競技人生を送っています。
これからもそうしていきます。

皆さんも、一緒にワクワクした人生を送りましょう。
これからも応援宜しくお願い致します!
内田弦大

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