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2021.10.15

3年後のパリを狙う湖国の星。 1年毎の明確な目標を立てる。島田隼輔 日本大学 ボート部

瀬田工業高校からボート競技を始め、インターハイを制すなど急成長を見せた逸材。
今年はユニバーシアードなどでの活躍が期待されたが大会が延期に。
ただ、パリへの指針はブレなかった。

世界と勝負するために

大学生のオリンピックとも称されるユニバーシアードが2022年に延期された。島田隼輔(日本大学3年)はボート競技のペアで日本代表に選ばれていたが、落ち込むことはなかったという。

「むしろ準備期間が一年延びたとプラスに考えていました。同じく延期になった世界選手権も来年頑張ろうと気持ちを切り替えた」と言う。“ポジティブ„を絵に描いたような性格は、瀬田工業高校時代から変わっていないようだ。

そんな島田が、東京2020オリンピックを観て日本と世界の差を感じ、少しネガティブな感想を持った。

「日本で今トップの選手たちでも、世界ではAファイナルにも行けない。そういう現実を知って、まだまだ世界との差が大きいと感じました。世界との差は体力的なところだけでなく、技術も大きいのだと改めて思いました。(自分に照らし合わせると)私は高レートで漕ぐと漕ぎが忙しくなりますが、オリンピックに出ていた選手たちは高レートで漕いでも、優雅に、ゆっくり漕いでいるように見えます。そこにまだまだ差があると感じました」

その一方で、3年後のパリ2024オリンピックに向けて前向きな計画も練った。それは島田の未来予想図と表現を変えてもいいほど綿密だ。

「2022年はU23日本代表としてユニバーシアードと世界選手権に出場してメダルを取る。そしてエルゴ(マシン)2000mで 6分10秒切り。2023年はシニアの日本代表に入り、世界選手権に出場。エルゴ2000mは6分04秒。2024年はパリオリンピック出場。エルゴ2000mで6分切り」

島田は、1年単位で自分の立ち位置と目標タイムを設定している。パリ2024オリンピック出場からの明確な逆算。ユニバーシアードや世界選手権の延期に動じなかったのは、この青写真があったからかもしれない。その一歩として、島田はこの秋「日本大学のインカレ総合優勝」を狙っている。

島田隼輔

日本大学 ボート部

しまだ・しゅんすけ。2001年1月9日生まれ、大津市出身。粟津中学校、瀬田工業高校を経て日本大学へ。現在3年生。父や兄の影響で高校からボートを始め、飛び級でU-19日本代表に選ばれるなど早くから頭角を現した。大学でも着実に進化を続け、2019年世界ボートジュニア選手権の日本代表にも選出されている。

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