2021.08.03

【日本陸上レビュー】健闘を見せた滋賀アスリート

史上初のオリンピック1年延期。凍結されたこの長い時間は、選手たちの運命をも変えてしまった。
例えば、男子100mの桐生祥秀(日本生命)だ。昨年の日本陸上で優勝した桐生は、今年6月25日の同大会で5位となり、同種目での自力出場は消えた(残り1枠は7月1日の世界ランキングなどを考慮して決定)。
オリンピック延期がなければどうだっただろうか…。
1年越しの祭典。この難しいビッグゲームに挑んできた滋賀アスリートたちの軌跡を追う。

健闘を見せた滋賀アスリート

6月24日。日本陸上の初日は滋賀県出身アスリートの健闘が目立った。男子100mでは桐生祥秀(日本生命)が予選・準決勝を合わせて全体のトップタイムで決勝進出を決めると、女子100mでは壹岐あいこ(立命館大学/大津市出身)が自己ベストを更新し全体2位で決勝へと駒を進めた。

また男子100mで遠藤泰司(新日本住設/レイクスサポートアスリート)、女子100mでは安達茉鈴(園田学園女子大学/大津市出身)が準決勝敗退も力走を見せてくれた。その一方で男子400mの河内光起(大阪ガス/東近江市出身)は悔しい予選敗退となった。

投擲種目では女子円盤投の清水麻衣(株式会社アサイ/東近江市出身)が7位に入った。そして男子円盤投の湯上剛輝(トヨタ自動車/甲賀市出身)は悔しい2位で大会を終えた。

跳躍種目では走高跳の瀬古優斗(滋賀レイクスターズ)が5位に入った。2m24を3回目の跳躍で成功させた瀬古は自己記録に並ぶ2m27に挑んだ。高さは十分にクリアしていたものの、3回全て足がバーに引っかかって失敗。瀬古の東京2020オリンピック挑戦はこの時点で終わった。
瀬古は昨年8月の滋賀県選手権では自己ベストで県記録を塗り替え、今春の静岡国際では自己ベストをさらに更新(2m27)するなど好調だっただけに、悔しい結果となった。

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