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2020.09.10

ルーティンの大切さ 新岡浩陽

どうしよう、あとレースまで2時間もある。
何すればいいんだろう...

これは高校2年生の全日本ジュニア選手権で自分が陥った状況。緊張のあまり準備体操・着替え・ウォームアップをレース2時間も前に終わらせてしまった。そして、何をすればいいかわからないまま中途半端な時間を過ごした2時間後、自分の体は汗で冷めて思うように動かなかった。

ルーティンの大切さを知った一戦だった。
自分の小学生から高校生までの競技人生を振り返ると、2人乗り以上では相方に恵まれて全国大会優勝や入賞の経験をさせてもらったが、1人乗りの結果は散々だった。

もちろん、ルーティンを持つほどの競技力や競技への自信がなかったのもあるが、ルーティンを持つことが高い競技力を発揮するためのひとつのポイントだったのではないかと今は思う。

大学生以降、自分は自分を実験台にして多くのルーティンのパターンを作り、どのルーティンが一番パフォーマンスを発揮できるか探してきた。全力で漕ぐ前日は何をするべきか、当日は何時間前に起きて、何時間前にご飯を終えるべきか、何時間前にどのようなウォームアップをするべきか。自分でタイムトライアルをする日を設定して、その前日、時には前々日から部活がある中でいろいろと調整し、自分が一番のパフォーマンスを発揮する感覚、疲労度、その他にも色々な指標を見つけることが
できた。

このルーティンが完成して以降、海外遠征から帰国後すぐの時差ぼけや病気、練習時から感覚が絶不調であった時を除いては結果は安定している。

もしかしたらルーティンはアスリートだけでなく社会人や学生も持つといざ集中したい時にベストなコンディションを持っていけるのかもしれない。

このエッセイが公開される今日、自分は日本選手権真っ只中。
そして独自のルーティンを終えてベストなパフォーマンスを発揮しているはずだ。

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