2020.08.26
「エビングハウスの忘却曲線」 綾戸真美
気付きを記録に残す
「エビングハウスの忘却曲線」
皆様は聞いたことがありますか?
これによると、人は学習した20分後には内容の42%を忘れ、1時間後には56%、そして1日経つと74%の記憶が失われているということになります。
私は面倒くさがり屋なので、よくこれにつまずいてきました。
「昨日コツを掴んだはずなのに…」
「これ先週と同じミス…」
練習前、練習中、練習後、どんな時でも気づきの連続です。
その時は
「こうしたらこうなる」
と手順や感覚を覚えたつもりでも、その一瞬の気付きをすぐにメモに取らないと、また新たな課題にかき消されて忘れてしまいます。
そこで
気付いたらその場ですぐにメモする。
頭の中を整理整頓。
練習終了後、振り返ってノートの内容を整頓。
次の課題を明記。
次の練習前にノートの振り返り。
(寝る前の読み返しも効果抜群です)
この習慣をつけたことで、練習の質がぐんと上がりました。
射撃ノートを「書いているつもり」だったのが、「必要不可欠」なものに変化した瞬間です。
それを繰り返しているうちに、自然と自分の引き出しに入っていってくれます。
競技が違っても、スポーツでなくても、何にでも共通することではないでしょうか。
皆様も是非取り入れてみてください。