2020.07.20

斎藤拓実・佐藤卓磨・シェーファーアヴィ幸樹 個人スタッツを前年から大きく向上

ベテランと若手の力が融合し、飛躍のシーズンを過ごした滋賀レイクスターズ。
その中でも、斎藤拓実、佐藤卓磨、シェーファーアヴィ幸樹は、個人スタッツを前年から大きく向上させた。

AVI KOKI SCHAFER シェーファーアヴィ幸樹
右肩上がりの成長力

シーズンが進むに連れて秘めた能力の非凡さを示した。開幕戦で10得点、3戦目には8リバウンドをマークしたが、前半戦は外国籍選手の影に隠れることも多かった。真価を発揮し出したのは1月の天皇杯あたりから。積極的にアタックする姿が増え、最終節となったアルバルク東京戦では得点―リバウンドのダブルダブルを達成するなど、右肩上がりの成長線を描いた。

TAKUMA SATO 佐藤卓磨
泥臭く存在感発揮

プロ3年目にして初めてフルシーズンを戦い抜き、怪我で欠場した最終戦以外は齋藤とともに全試合先発に起用された。長身ながら機動力があるという強みを最大限に活かし、リバウンドやルーズボールの場面では体を張った泥臭いプレーで存在感を見せつけた。課題だったスリーポイントも成長したことで得点も増加。シーズン終盤には再び日本代表候補にも選出された。

TAKUMI SAITO 斎藤拓実
攻撃型PGへ開花

リーグ2連覇のアルバルク東京から出場機会を求めてレイクスへ加入した斎藤。開幕から先発PGの座を掴むと、スピードと突破力を存分に発揮して得点を取れる司令塔として大ブレーキを果たした。12月以降の25試合で得点が二桁に達しなかったのはわずかに2試合。アシストとの「ダブルダブル」を3回達成し、リーグのアシストランキングで2位に躍進した。

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