2019.11.15

【高校特集】[バスケットボール]滋賀短期大学附属高校バスケットボール部 才藤栞菜・嶋田寧央

昨秋は13年ぶりの敗戦。今年は負けられない

ファストブレイク

  昨年の滋賀県秋季高校総体。バスケットボール女子決勝で滋賀短期大学附属高校が敗れた。12年連続(出場は17回)でウィンターカップ出場を続けてきた女王の敗退は、一つの事件だった。

 その悔しさを知る才藤栞菜(3年)は「試合に出させてもらったのに、チームの力になれなかった。今年のインターハイには出場できたけれど、あの悔しさはウィンターカップ予選でしか晴らせない」と話す。
彼女たちにとって今年の秋季総体はリベンジの舞台である。

 新チームになった後、引退せずに残った3年生は才藤と嶋田寧央の2人。嶋田は「昨年の敗戦は悔しい。でも、その試にすら出られなかった私はもっと悔しい思いをした。今年は小柄なチームなので、とにかく速い攻めを意識してきた」と言う。

 ファストブレイク(速攻)。それをテーマに、女王が目指すのは、2年ぶりのウィンターカップ出場だ。

滋賀短期大学附属高校バスケットボール部


Team Profile/部員24人。インターハイ出場17回、ウィンターカップ出場17回を誇る滋賀の絶対女王。今年は例年以上に平均身長が低いチームだが、滋賀県春季総体を制してインターハイに出場した。

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