2020.07.08

誰よりも水上にいる時間を長くする 寺岡良治 カヌー

「大事にしてきた言葉」

今回は私が競技をする上で最も大切にしている言葉を紹介します。
その言葉とは、「誰にでもできることを誰にもできないくらいまでやる」です。

私自身、アスリートですが、運動神経は良い方ではありません。その中でも、走ることに関しては最も苦手で、50mを8秒切ることができないくらいです。運動神経が良くない私でも唯一勝つことができた競技はカヌー競技です。この競技は、練習次第で試合で勝つことができるスポーツだと思います。なぜなら、ほとんどの人は陸上で生活しており、水上にいる時間は限りなく短いからです。そこで、考えたのが、「誰よりも水上にいる時間を長くして漕ごう!」です。水上にいる時間を長くすることで、水上でのバランスに慣れ、人よりも自由に体を動かすことができるようになるからです。

このようにカヌーに乗ることは練習すれば誰にでもできることで、それを誰もできないくらいまで乗り続けることはカヌー競技にも、そして、どのような物事にも最も重要なことではないかと私は思います。

皆さんも、私の大事にしてきた言葉である「誰にでもできることを誰にもできないくらいまでやる」を参考にしてみてください!
ありがとうございました!

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