2020.06.15
「桐生祥秀世代」陸上競技100m 西村顕志【Lakes Athlete Voice】
正誤適否美醜
初めまして。2020年4月から滋賀レイクスターズの所属となりました、西村顕志(にしむらたかゆき)と申します。陸上競技の短距離走(おもに100m)をしています。今日は名前だけでも覚えて帰ってください!
そして、今回は僕の人生初エッセイ(No.1)ということで、
1.自己紹介・競技歴
2.執筆への意気込み
の2本立でお送りしたいと思います。
1. 自己紹介
僕は、琵琶湖の北の方にある「びわ町」(現長浜市)出身の24歳です。小・中と野球をやっていて、中学2年生から陸上競技を始めました。中学校には、陸上部がなかったので、その時は、野球部に所属しながら、陸上の大会だけ出場していました。今年で陸上競技を始めて、11年目になります。
そして、下記は「経歴」ごとの「100m自己ベスト」と、陸上競技に対する「私見」を要約しました。
びわ中学校(10秒97):訳わからず全力で走る。
虎姫高校(10秒85):壁にぶち当たる。
富山大学(10秒32):少しだけ自分を理解。
富山大学大学院(10秒61):やっぱわからない。
滋賀レクスターズ(9秒??):悟りを開く(見込)。
簡単にまとめると僕の陸上人生はこんな感じです。
僕の競技歴の特徴はというと、ずっと指導者がいないことです。正確にいうと、大学の時には専門的な指導者がいたのですが、セルフコーチングがモットーの大学だったので、練習メニューはずっと自分で考えて取り組んできました。僕の記憶にある限り、大人の人に練習メニューを与えてもらったのは、競技人生の中で1ヶ月ほどだと思います(先輩が決めたメニューは除く)。
今では、一人で練習を考えることには慣れたのですが、年代ごとに色々と悩み苦労しました。指導者を持たない競技者はたくさんいると思うので、少しでも役に立てるように、このエッセイでも書いていきたいと思っています。また、大学では教育系の学部で、大学院でも教育を学びました。部活動と教育に対して、並々ならぬ想いを持っています。メラメラ
2.意気込み
執筆に対する意気込みは、
めちゃくちゃ、相当、極々あります。
と言いますのも、アスリートとして、今まで自分を表現することをほとんどしてきませんでした。社会人アスリートとなって、これまでで得たことを何か残す必要があるのではないかと考えていました。そういったタイミングで、このような機会をいただけたので、存分に活かしていきたいと思っています。
ところがどっこい
僕は、文章を書くのが大の苦手なんです。どれくらいかというと、卒論、修論の面倒を見てくれた指導教員に「お前は文章が下手だ。」と言われるくらいにです。先生、直接的すぎませんか…。そんなコーチングでは、生徒はやる気をなくしてしまいます!!(その節は、僕を見捨てず、添削してくださって、ありがとうございました)。
そんな先生の期待を良い意味で裏切るべく、僕がこのエッセイの目標として掲げたテーマは「正誤適否美醜」です。
小学校の国語では、言語感覚を養うという目標があるそうです。言語感覚とは、『言語で理解したり表現したりする際の正誤・適否・美醜などについての感覚のことである』(小学校学習指導要領国語編)。つまり、どのような言葉を使い、表現するのが適切かを判断したり、使われている言葉が醸し出す味わいを感覚的に捉えたりする力です。
文章で自己表現できない僕にもってこいなテーマだと思います。何事も基本が大事ということで、当分の間はこれをテーマとします。本当は不服ですが。
当初は、「狂気じみて、美しい」がテーマでした。
いざ、このテーマで悠々と文章を書いていたら、語彙力がなさすぎて、美しい日本語が全く出てきませんでした。ただの禍々しい文になったので、すぐ断念しました。
「神様、僕に美しい日本語を下さい。」
ただいま、必死に日本語を勉強しています。エッセイ連載と共に、成長を感じていただけたら嬉しいと思います。
以上、自己紹介・競技歴・執筆への意気込みとなります。読んでいただいてありがとうございました。
最後に、僕の名前書けますか?
今日は名前だけでも覚えて帰ってください!
次回もお楽しみに。