アウェーゲームの富山戦（3月16日午後6時、17日午後1時試合開始、富山市総合体育館）を前に、滋賀は15日、移動前に大津市内の練習場で前日練習を行った。富山とは今季はホームで対戦しており、２試合とも4Qに30点を超える大量失点を許して逆転負け。巨漢のセンター、ジョシュア・スミスへの対策に手を焼いただけあり、高橋耕陽は「チーム全体で止めたい」。この日もディフェンス面で細部を確認したが、秋田、琉球を相手に良いゲーム内容で３連勝を飾ったこともありチームの雰囲気は明るく、ときおり笑顔もみせながら練習に取り組んだ。

▼選手のコメントは次の通り
#24 高橋耕陽
５人全員でディフェンスリバウンドを取ってオフェンスにつなげていくことが大事。スミスのところをチーム全体のディフェンスで止めるようにしていきたい。残留はもちろんしたいが、今は目の前の勝利しかこだわっていない。このまま連勝していけば残留プレーオフを回避できる可能性もあると思うので、連勝を伸ばしていきたい。

#35 伊藤大司
今のチームはコミュニケーションの量も質も非常に上がっている。全員が自分たちの長所はどこで、何がやりたいのかを理解できていると思う。この勢いのまま、必ず富山に２連勝して滋賀に帰ってきたい。

#32 狩野祐介
富山は強力なインサイドとシューター陣に注意が必要。11月のホーム戦では、勝てる試合にも関わらずリバウンドをいいところで取られて勢いを持っていかれてしまった。前節同様、ポゼッションで勝たないといけない。
《2戦連続で3Pが好調だが？》シュートは水物、それまでが入っていなかったので、その分入っているだけだと思う。いつも言っているが継続していくことが大事。ただ、ヘンリーとアレンにマークが寄ってくれるし、琉球戦は耕陽や大司さんもスリーが入っていたので、相手も誰をマークしたらいいのかわからなくなっていると思う。チーム全体がいいサイクルにあると思う。