2018.08.04

【SKETCH of 大学スポーツ特集Ⅱ】グローバル目線。②

国際的な視点を持つ、アウトドア指導者を目指して。

「山岳部がある、を最優先に高校を選びました」 と語るほど山好きな山本菜生さん。 一度は別の大学に進学したが、ある理由で、びわこ成蹊スポーツ大学に入り直したと話す。

「中学の時に(守山)市の中学生海外派遣事業でアメリカへ行きました。 でも、思うように英語が話せず…。 悔しくて猛勉強し、大学でも英語力を磨きたいと思い、国際文化学部のある大学へ進みました。 でも、入ってすぐにびわこ成蹊に野外スポーツコースがあると知って…。 本当に私がやりたいのはどっちか悩んだ結果、受験し直すことにしました」

とはいえ、びわこ成蹊1年目の昨年には、交流協定校の台湾・国立台東大学でのマリンスポーツ研修に参加するなど国際交流への興味も失わず。 この研修では、ダイビングやサーフィンなど今まで経験してこなかったマリンスポーツを体験し、刺激を受けた。 「山とは違う楽しさを発見し、野外スポーツを学ぶ上で視野が広がった気がします」 と言う。大好きな野外スポーツと国際交流が、なんとなく線としてつながった瞬間だった。

この経験で見えてきた自分の将来像は 「アウトドアの楽しさを伝えられる自然体験活動の指導者になること」。 その目標に向かって、残りの大学生活では 「とにかくいろんな経験をしたい」 と話す。 所属するボランティアサークルでは子供たちにキャンプの楽しさを伝え、またアウトドアサークルではボルダリングやカヌーなど仲間を誘って様々な(ボルダリングは高校から活動していたので)野外スポーツにチャレンジ。
「びわこ成蹊は、山も琵琶湖も近く、いろんなアウトドアを楽しめる。 先生も揃っているので、カヌーや山岳などの専門知識やスキルを教えてもらえるのも魅力です。やろうと思えば何でもできるので、在学中に多くの経験を積みたい」 と言う。
グローバルな視点を備えたアウトドア指導者へ、山本さんは目の前の壁を一つ一つ登っている。

びわこ成蹊スポーツ大学

TOPICS 01

2018年4月、教職センターを新設!
 

教員採用試験合格者は既卒生含め毎年約50名、直近5年間では254名が合格しています。2018年4月に新設した「教職センター」が教員採用試験合格までサポート!「教職センター」は、教員を目指す学生や教員免許状の取得を希望する学生に対して、相談・支援など手厚くバックアップ。長年、学校教育現場や教育委員会で勤務経験のある常駐スタッフが学校教育現場や採用の場面で求められるポイントを重点的に指導します。

TOPICS 02

就職率99%の理由とは?

直近5年間の就職率は平均99%を超える。社会で活躍する卒業生約3200人のうち、一般企業へ就職した学生以外に、講師を含む教員は826名、公務員280名、スポーツ系企業722名と就職先もバラエティに富む。教職センターの新設や公務員試験に特化したサポートなど一人一人の希望にあったバックアップ体制が高い就職率の維持につながっている。

山本菜生さん

スポーツ学部 スポーツ学科2年生

Profile/滋賀県守山市出身。守山高校卒。小学4年からボーイスカウトに入り、高校時代は山岳部に所属。大学では今年から野外スポーツコースへ進み、本格的にアウトドアスポーツを学ぶ。中学時代にはアメリカでホームステイも経験し、国際的な視野も持つ。

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