2018.03.03
[弓道]長浜北星高校 弓道部
「1本差。」
春の全国で3位。次は夏に旋風を。
昨年12月24日〜26日に大津市のウカルちゃんアリーナ(滋賀県立体育館)で 「第36回全国高等学校弓道選抜大会」 が開催された。 地元滋賀からは県の秋季大会(団体)で優勝した彦根翔西館と2位の長浜北星が出場し、うち長浜北星が準決勝(3位)進出と躍進した。
主将の松井治樹(2年)は 「素直にうれしかったです。 3位までいけるとは思っていなかったので。 でも、準決勝は1本差で敗れたので、悔しい気持ちもあります」 と振り返った。
長浜北星は大会を通して尻上がりに調子を上げていった。 決勝トーナメント1回戦(東海戦)は12射7中、つまり12本射って7本しか的を捉えられなかったが、2回戦(中京戦)では12射10中。 のちに初優勝を飾る京都外大西との準決勝では12射11中まで的中率を上げた。
12射全てを射止めた京都外大西を褒めるべきだが、その1本を外してしまった中村猛(2年)は 「自分の力を発揮できず…」 と悔しい表情をみせた。
だが、中村が 「この経験をバネに夏のインターハイ出場を決めたい」というように、4月から3年生になる彼らには高校最後の夏が待っている。 立ち止まっている暇はない。
主将の松井は「平日約2時間の練習で30本以上、土曜は60本以上と矢数には自信がある。 また動画や連続写真を見て、部員同士で悪い癖などを指摘し合える雰囲気がウチの強み」 と話す。
5月末〜6月頭のインターハイ予選(春季総体)まであと3ヶ月ほど。一致団結で精度を高めるつもりだ。