2017.09.02

【高校の星SP】学校&部活あるある2017③

比叡山高等学校[競技かるた部]
森 沙也子・面家理緒

競技かるたに夢中。集中力を養う!

高校1年から競技かるたを始めた森沙也子さんと面家理緒さん(共に仰木中学出身。3年)。部長の森さんは 「(女王を決す)クイーン戦を見て、かっこいいなぁ」と、テニスから転向。 「狙った札を取れた時」 の喜びを味わい、競技にはまっていったと言う。

中学時代は美術部にいた面家さんは 「漫画 『ちはやふる』 に憧れて」 入部。 今夏公開の映画 『ちはやふる』 にエキストラとして参加し、「いい思い出になった」 と笑顔を見せた。

そもそも彼女たちが比叡山高校を選んだ理由は、県内では珍しい競技かるた部の存在と 「学校が家から近かったから笑)」。 だが、実際に入ってみると面家さんは「教室から見える琵琶湖と桜の景色がキレイ」 など色々と学校の魅力を発見したと話す。

また、森さんは 「高2の時に比叡山にある居士林で写経や法話などを体験する1泊2日の研修など仏教系の行事がある。 他校ではなかなか経験できないし、個人的にはそういう環境で集中力が養われたかも」 と振り返る。 人間を磨く教育を心がける比叡山高校ならではのエピソードである。

2人が語る比叡山あるある

【学校編】
 ①般若心経を暗記
 「朝礼で唱えるのですぐに覚える」(森)
 ② 来春、食堂と体育館ができる!
 「私は卒業している。残念(涙)」(面家)
 ③ 先生が個性的
 「みんなキャラが濃いです」(森)
【部活編】
 ①セミナーハウスは顔パス
 「毎日、部活で使うので守衛さんに覚えられる」(面家)
 ②古典の授業で…
 「かるた部だからと当てられる」(森)
 ③エキストラに
 「映画『ちはやふる』デビュー!」(面家)

学びのPOINT

[01]特色ある3コースで学生支援!
私立大学文系学部の合格を目指すⅠ類、難関私立大学や国公立大学の進学を目指すⅡ類(文系・理系)、難関国公立大学理系学部の現役合格を目指すⅢ類(理数コース)の3コースがある。個々の希望や適性に合わせた学びが受けられるのも特長の一つだ。

[02]学園生活の基本は掃除・挨拶・学問

世界遺産「延暦寺」の比叡山麓にある本学園は、1873年に創立した。校訓は、天台宗の宗祖伝教大師(最澄)の教えをもとにした「一隅を照らす 能く行い能く言う 己を忘れて他を利す」。学園生活の基本は、僧侶の実践目標である「掃除・看経・学問」を取り入れ掃除、挨拶、学問を重んじている。

[03]独特の行事で人間力を磨く

文化祭、体育祭、修学旅行などの行事に加え、比叡山高校ならではの催しも多い。全校生徒で行う毎朝の朝礼と全教員持ち回りによる朝礼訓話、高校3年間で比叡山延暦寺の三塔を徒歩で巡る「三塔巡拝」(写真)、2年生時には比叡山にある居士林で写経や法話などを体験する1泊2日の「居士林研修」など。1、2年生の希望者には海外語学研修も実施している。

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