2017.09.02

[ソフトテニス]滋賀県ソフトテニス連盟強化練習会

滋賀国体に向け、小中高の一貫強化を目指す。

7月27日~30日に長浜市民庭球場・県立長浜バイオ大学ドームで開催された「第34回全日本小学生ソフトテニス選手権大会」。滋賀からは24名が参加し、男子団体で5位入賞を果たすなど熱戦を繰り広げた。

なかでも女子ダブルスでは田中美和・向畑奈々未(共に6年)ペアが3位と躍進。田中は「信じられないくらいうれしかった」と笑顔を見せた。向畑は「4年生の時からペアを組んでいるので息のあったプレーがよかったのだと思う」と振り返った。

違う小学校に通う2人がペアを組むきっかけとなったのが「滋賀県ソフトテニス連盟強化練習会」だ。2024年の滋賀国体に向けて2015年から始まったこの練習会は、小・中・高を一貫して強化するのが目的。全体をまとめる倉本和広コーチ(滋賀県ソフトテニス連盟)は「県の小学生連盟が熱心に指導されてきたこともあって、昔から滋賀のジュニア年代は全国クラス。でも、県外流出も多く、中学・高校と強化がつながっていない。滋賀国体に向け、その流れをなんとか変えたいと、練習会が始まった」と話す。

設備面では、長浜市民庭球場が16面コートに整備され、全国規模の大会が行えるようになった。今回の”全日本小学生”開催もその恩恵の一つだ。次はこの追い風に乗って選手を育て、文化として根付かせたい。7年後の地元国体が一つの集大成になる。

滋賀県ソフトテニス連盟

●創設/2015年 ●第34回全日本小学生ソフトテニス選手権大会出場/24名(男子12名、女子12名) ●練習/毎週金曜(守山)19:00~21:00、日曜(長浜)18:00~21:00 ●指導者/倉本和広(全体)、二矢晃徳(長浜)、峯松健太朗(守山)、堀圭一郎ほか
●活動拠点/守山市民運動公園テニスコート、長浜市庭球場 ●主な成績/第34回全日本小学生ソフトテニス選手権大会:女子ダブルス3位(田中美和・向畑奈々未)、女子ダブルス9位(古澤心唯・川島莉乃)、団体男子5位(滋賀男子A:玉置毅斗・佐々斗輝也・三好愛次朗・中川翔喜・西村史弥・緒方優也・平井啓吾・西澤晴斗)

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