2016.10.29

滋賀レイクスターズ ジュニアレスリングクラブ

常に楽しく、時にきびしく。 レスリングの魅力、伝える。

4歳から小学6年生を対象に発足した「滋賀レイクスターズジュニアレスリングクラブ」が今年で2年目を迎えた。魅力は、世界選手権準優勝の経歴を持つ新海真実らコーチ陣と全日本チャンピオン8名、国体王者10名を輩出している「日野クラブ」をはじめ滋賀レスリング界との全面提携による本格的なプログラム。だが、毎週土曜日の練習兼レスリング教室では、子供たちの笑い声が体育館にひびく。山口光通コーチによると「基本的にはレスリングを楽しくやってほしい。だから、片足ケンケンやマット運動などゲーム感覚のメニューを入れたりしているんです」とか。もちろん、超競技志向のメニューを組むこともできるが、山口コーチは「強制はダメ。レスリングを好きになってくれたら自然と子供たちに向上心も芽生えてきますから。

でも、遊びの中に実はレスリングに必要な動きが盛り込まれたりする(笑)」と話す。現在、所属しているのは10名。女子2人、男子8人。毎週、高島市から通っている南嵜さえ(高島小3年)は「ほかのチームの強い選手に勝った時はうれしかった。楽しいのは、練習で新しい技を教えてもらう時。得意技はハイクラッチというタックルです!」と、うれしそうに話す。滋賀レイクスターズジュニアレスリングクラブでは「レイクス杯」なども主催し、湖国レスリング界の普及にも力を注いでいる。山口コーチは「ここから五輪選手が出たらうれしい。基本は楽しく、時には厳しさをもってこれからもやっていきたい」と話す。レスリング教室は毎週土曜日13時~14時半(月4回)、草津市立総合体育館で開催している。無料体験も行っているので、興味のある方はぜひ。

関連記事