2017.09.02

【高校の星SP】学校&部活あるある2017⑤

立命館守山高等学校[吹奏楽部]
中矢明歩・村瀬麗央菜

部員約70人で「良い音楽を」。カギは”サントレ”。

8月27日の関西大会に出場した立命館守山高等学校吹奏楽部。部長でバスクラリネット奏者の村瀬麗央菜さん(3年)は 「2年連続で出場でき、とても光栄に思います」 と話す。

だが、11年前の創部当時から掲げているのは結果を出すことではなく 「良い音楽を」 つくること。パーカッション担当の中矢明歩さん(3年)は 「このモットーがいいなと思って立命館守山を選びました」と言う。 高校3年間の集大成は卒業前の3月に行われる定期演奏会。 ここで最高の演奏を行うのが部員たちの目標だ。

良い音楽を作る上でカギとなるのが”サントレ(サウンドトレーニング)”と呼ばれる練習方法。 フルート奏者の牧内花音さん(3年)は 「赤と青の絵の具を混ぜると紫になるように、楽器も音色を重ねると中和される。 そんなイメージで、みんなで一つの音楽を作ります」と説明する。 部員は約70人。毎日45分のサントレで音と心を通わせていくのが立命館守山流だ。

また、生徒主体も部の特徴だ。ユーフォニアム奏者の宮本拓真くん(3年)は 「自分たちで3ヶ月先まで練習を考えます。 良い音楽を作れるかどうかも自分たち次第。 責任もあるけれど、やり甲斐も大きい」 と話す。 生徒の自主性を大切にする学校の方針とも通じる部分と言えそうだ。

4人が語る立命館守山あるある

【学校編】
 ①文化祭がすごい!
 「3年生の市民ホール演劇のクオリティが高過ぎ」( 牧内
 ② 理科室が多い!?
 「SSH(スーパーサイエンスハイスクール)がある影響かな?」(宮本)
 ③ アイリスグラウンドが自慢!
 「人工芝、タータン、照明…。本格的ですごい」(村瀬)
【部活編】
 ①吹奏楽部の衣装がカッコイイ
 「私は白ブレザーに憧れて入部しました」(村瀬)
 ②選曲などを行う演出係がこわい
 「演奏だけではなく、モノマネなどの出し物にもダメ出しが…」」(中矢)
 ③男子部員の比率が高い
 「男子が19人も!でも権力はありません(笑)」( 宮本)

学びのPOINT

[01]未来を見据えた2つのコース
立命館守山には、大学、その先の未来を見据えて学ぶ2つのコースがある。
①アカデメイアコース( 高大一貫教育コース)
立命館大学・立命館アジア太平洋大学へ進学するコース。
②フロンティアサイエンスコース( 医学系・難関国公立大学進学コース)
他大学進学も目指す高度な学びのコース。

[02]ICT教育

2014年度より、段階的に1人1台のタブレット端末(iPad)を導入し、今年度は生徒全員が学習に活用しています。

[03]国際体験

グローバルな体験を通して、国際人としての基礎を築くためのチャンスにあふれています。

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