2017.09.02
【高校の星SP】学校&部活あるある2017④
近江高等学校[吹奏楽部]
川村愛美マーガレット&小林志奈
筋トレは練習の一部。体育会系吹奏楽部
9月にマーチングの県大会を控える近江高等学校吹奏楽部。常に県トップレベルにある名門は、週に1度は演奏会や地域のお祭りなどに出演するという人気ぶり。 基本的に部活の休みは無く、平日は3〜5時間、土・日はイベントがなければ朝から夕方まで練習を行うという。
チューバ奏者の小林志奈さん(2年)は 「多い時は1日に3つのイベントで演奏することもある。野球部の応援〜浴衣まつり〜地域の夏まつりとか。 楽器運びだけでも大変(笑)」 と話す。 チューバの重さは8㎏以上。 マーチング時に抱えて演奏するには、ある意味で運動部以上の筋力が必要だ。筋トレが練習メニューに組み込まれているのもそのため。
マーチング担当のホルン奏者、川村愛美マーガレットさん(2年)はこう話す。 「脚上げ腹筋30〜40回や1回30秒かけて行う腕立て(スロートレーニング)がマーチング練習の中に普通にある(笑)。6分間ひたすら走る練習も…。 おかげで体育祭のリレーでは運動部とガチで勝負できます(笑)」
まさに”体育会系文化部”だ。ほかにも台湾の音楽祭に参加したり、地元の中学生に演奏を教えたり、とにかくパワフルに活動を続けている。
2人が語る近江あるある
①学食がうまい!
「日替わりラーメンが最高」(川村)
② 体育祭が盛り上がる
「ダンスとリレーは熱すぎる」(小林)
③ 職員室が4つも!
「先生を探すのが大変(笑)」(川村)
①樋口顧問はどこに?
「行動が早くて、見つけられません!」(小林)
②体力測定「A」が多い。
「吹奏楽部に入ってBからAになった!」(川村)
③保護者の支援がすごい
「練習も本番も常に支えてもらっている」(小林)
学びのPOINT
[01]夢への最短距離が見つかる4コース
国公立・難関私立大学の現役合格を目指す〔アカデミー〕、文武両道で難関大学の現役合格を目指す〔アドバンス〕、基礎学力とライフスキルを身につける〔総合〕、コンピュータや簿記など各種資格取得ができる〔キャリア〕の4コースで目標別の学習ができる。
[02]近江独自のキャリア教育システム
社会で活躍するために必要な教養・基礎体力を自ら育むキャリア教育を、1年生からスタート。進路観や職業観を形成・向上させるプログラムと並行して、進路ガイダンスや体験学習、懇談を行い、日々の学習の目的も明確にして進路を具体化していく。
[03]能動的な学校行事
近江高生にとって楽しみな二大行事として〔体育祭〕と〔青海祭(文化祭)〕がある。生徒会を中心に、企画力や実行力、組織構築力、責任力などの人間力が高まる。また、地域社会でボランティア活動や奉仕活動を行うことで、道徳性や社会性も高めている。