2019.08.30
【勝負の夏】伊藤大翔[陸上競技]
コンバインドAで全国初出場
ぶっちぎりで県制覇
今年から種目が改編された 「日清食品カップ 全国小学生陸上競技交流大会」。 初実施となるコンバインドA( 80mハードルと走高跳)で、下阪本小学校の伊藤大翔(6年)が全国大会への初切符をつかんだ。
小学3年からレイクスの陸上スクールに通い、3年越しでの悲願達成。 しかも、2位に300点以上の差をつけての圧勝に伊藤も納得の様子だった。
「最初の80mハードルで2位に約1秒差をつけられた。 ポイント換算すると、次の走高跳で2位の選手は135㎝以上を飛ばないと僕には勝てない。 小学生のはさみ跳びで130㎝以上を跳ぶのは難しい。 そういう状況を理解しながら勝ち切れたのがよかった」。
ただ、2082ポイントという記録には納得していない。 試合当日が豪雨だった影響もあるが、伊藤の自己ベストは2280ポイント。 200点ほど足りないからだ。
「だから、全国大会では、まず自己ベストを更新したい」。 その甘いルックスに闘志をみなぎらせた。
全国大会
日清食品カップ 第35回全国小学生陸上競技交流大会
8月9日(金)・10日(土)
@神奈川・日産スタジアム
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伊藤 大翔
滋賀レイクスターズ トラック&フィールドクラブ
Profile/いとう・はると。2007年8月1日生まれ、千葉県出身。4歳から体操をはじめ、小学3年から滋賀レイクスターズ トラック&フィールドクラブにて陸上競技もはじめた。昨年は小学5年男子100mで滋賀県2位に。今年はコンバインドAで全国大会初出場を決めた。162㎝、49㎏