2026.06.18

ROWING

8月9日(日)~13日(木)
関西みらいローイングセンター

 大津市で開催されるローイング競技には、滋賀県予選(春季総体)を勝ち抜いた男女各6クルーが出場する。注目は女子シングルスカルの三村真由(立命館守山3年)。昨年のインターハイで準優勝に輝いた実力者は、県予選でも圧倒的な強さを見せつけた。また、男子舵手付きクオドルプルの膳所高校は、U19 SBS( 19歳以下日本代表選考会)に参加した林昴と矢村怜久を軸に漕力のある選手が揃った。

[男子舵手付きクオドルプル]膳所高校 ボート班
服部大樹・矢村怜久・林昴・西村吉生・久保秀明

せっかくの地元開催。優勝して格好いい姿を!

 今年3月に19歳以下の日本代表を選考する「U19 SBS」に参加した林昴と矢村怜久を擁す膳所高校。

 林は「準備段階でうまくいかないことが多く、県予選は不安がある中で挑みました。また決勝はラフコンディションで湖面がかなり波立っており、難しいレースになりました」と話す。それでも、2位の大津高校に約3秒差をつけて優勝した。ポテンシャルは充分。

 次はインターハイの頂点をめざす。矢村は「せっかく地元で迎える全国大会。お世話になった方々の前で、日本一になってかっこいいところを見せたい」と話す。クルーの強みは身体能力の高い4人が揃った点だ。

 舵取り役の久保秀明は「大きい体格を生かした1本(ひと漕ぎ)の長さは強みですし、それをどうやって最大限に発揮できるかを考えられるのも特長です」と話す。体と頭。膳所ボート班らしい両軸で夏の主役になるつもりだ。

[男子シングルスカル]瀬田工業高校
和田 陽

先輩の意地でつかんだ初のインハイ切符

 県予選のレース後、ボートの上で横になり、空を見上げていた。和田 陽(瀬田工業高校3年)は男子シングルスカル決勝で全てを出し切った。

 「瀬田工の後輩も決勝に残っていた。先輩としては負けられない。最初から全力で漕ぎました」。瀬田北中学時代は男子ダブルスカルで全国4位などを経験している和田だが、意外にもインターハイは今回が初出場となる。最初で最後の檜舞台。

 「慣れ親しんだ地元のコースで行けるところまでいきたい」。すでに気合いはMAXだった。

[女子シングルスカル]立命館守山高校
三村真由

昨年よりも上位=優勝をめざす

 昨年のインターハイ女子シングルスカルで準優勝に輝いた三村真由は「自分でも意外というか、準優勝になれるとは思っていなかった」と振り返る。「予想外」だった点ではうれしかったが、優勝した選手が同じ高校2年生だったため悔しさも残った。

 今年3月の「U19 SBS」(19歳以下日本代表選考会)では腰を痛めて最後まで参加できずに終わってしまった。そういったモヤモヤを晴らす意味でも「今年のインターハイは昨年以上の成績を収めたい」と話す。つまり優勝である。高校にローイング部がなく、週5日の乗艇練習は基本1人でこなしてきた。だが、立命館大学の選手たちに混じって練習する機会もあり「(レベルの高い)大学生と一緒に漕ぐことで刺激をもらってきた」という。

 その環境で培った力を全て、最後のインターハイにぶつける。

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