2020.04.09

[ホッケー]彦根市南中学校 ホッケー部

彦根市立南中学校ホッケー部

 

校門からすぐの狭い人工芝コート。

ここで“南中ホッケー”は磨かれる

 

 

昨年11月の「第20回全日本中学生都道府県対抗11人制ホッケー選手権大会」で、滋賀代表は初の男女ペア優勝を果たした。メンバーの中核を担ったのが、男女とも彦根南と伊吹山(そのほか男子は湖北、女子は虎姫からもメンバーが選出されている)だった。

 

 

彦根南と伊吹山はライバル関係にある。だが、両校の練習環境はかなり違う。日本代表が合宿を張った県立伊吹ホッケー場が近くにある伊吹山に対し、彦根南の近くにホッケー場はない。練習は校内の土のグラウンドか、校門横にある狭い人工芝エリアだけ。しかも、男女が一緒に練習するから驚きだ。 そんな違いがある中で、昨年の全日本中学生ホッケー選手権優勝を含め、8度の全国制覇を誇る伊吹山に勝って、彦根南は何度も全国切符を手にしている。しかも、2010年、2012年、2015年と3度の全国優勝も果たしている。その理由について大西和樹顧問は話す。「地元の小学生チームが強いんです。 そこの出身者が揃う年は南中も強 い。ずっと一緒にやってきた子たちな ので、コンビネーションはすでにできている。練習環境が恵まれているとか恵まれていないとかは、あまり関係ないのかもしれません」 男子キャプテンの石川芯伍(2年)も同じ意見のようだ。

 

 

「僕は小学5年からホッケーを始 めました。南中でも、その時から一 緒にやっているメンバーが多いの でコンビネーションの問題は感じませんし、練習環境に不満は特にありません」
人制の全国優勝メンバーでもある女子キャプテンの福井萌生(2 年)も、練習環境に不満はない。ただ、伊吹山の方が実力が上という現状に不安はあるようだ。
「残念ながら、今は伊吹山の方が ちょっと上かなと思います。でも、 チームワークでは負けていないですし、持ち味のパスワークを磨いて、全国で結果を残せるように頑張りたいです」 環境に不満を言う選手は1人もいない。そのメンタルのタフさが、実は彦根南の最大の強みかもしれない。

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