滋賀初のJクラブ誕生をめざすレイラック滋賀FCが好調だ。5月終了時点で第27回日本フットボールリーグ（JFL）の順位は5位。5勝2分2敗で勝点17。首位の沖縄SVとの勝点差はわずか「3」で、暑さが厳しくなる夏場を前に好位置に付けていると言えるだろう。

　9試合のうち、好調ぶりを証明したのが5月17日のヴェルスパ大分戦だ。ホーム東近江で行われた上位との大一番は一進一退の攻防戦を繰り広げ、前半0-0で折り返す。そして迎えた後半49分。背番号10の人見拓哉が地を這うようなミドルシュートを叩き込んで先制に成功した。スコアはそのまま動かずレイラックが1-0で勝利を収めた。

　ここまでレイラックはリーグトップの16ゴールを挙げている。うち半分はホームで挙げたもの。そしてホームでは4勝1敗と圧倒的な強さを誇っている。今、レイラックのホーム”が熱い。