2025.03.01

怪我なく、馬術を楽しむ

 パラ馬術で東京2020パラリンピックに出場した宮路満英(水口乗馬クラブ)は、24年の海外大会をすべて回避したという。

 「23年に落馬による骨折があり、24年は馬の跛行(はこう)もあって体制が十分に整わず、海外での大会は回避することにしました。唯一参加できたのが昨年10月に東京馬事公苑で開催された国際大会でした」

 人馬一体の競技ゆえ、予想できないアクシデントに見舞われることもしばしば。それを踏まえ、25年は「年齢のことなども考慮して、怪我の無いよう馬術を楽しみます」と気負わずに歩むつもりだ。

宮路満英

水口乗馬クラブ

1957年10月29日生まれ、鹿児島県出身。JRA栗東などを経て、水口乗馬クラブへ。東京2020パラリンピック グレードⅡで7位入賞。2023年のデゥーレン(オランダ)で4位。

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