2023.07.01

2年ぶりの頂点【バレーボール】 能登川中学校

バレーボール女子決勝で、能登川はセットカウント2―1で彦根東に競り勝った。
能登川のチームスローガンは「一丸となって頂点を目指す」を意味する「頂和」。その通りの戦いぶりを見せ、2年ぶり5回目の優勝を果たした。

初戦から4戦をストレートで勝ち上がり、セットカウント1―1で迎えた最終戦の第3セット。
12―13の1点ビハインドから、エース辻川由奈(3年)の3連続ポイントで鮮やかに逆転勝ちを収めると、選手は両手を突き上げて喜びを表現した。

「私たちはレシーブのチーム。みんなが我慢してつないだボールを最後にエースが決めてくれた」とキャプテンの上田彩心(3年)。170㎝を超える長身選手や、飛び抜けた存在はいないだけに「個に頼らず、一人一人が練習や学校生活に一生懸命取り組むことで、チームとしての力が身に付いてきた」と関智仁監督は話した。

 新チームで戦った2月の県大会で優勝したが、代表として出場した近畿選抜優勝大会で1回戦敗退。
「近畿大会でリベンジを果たして全中に行くためにも、県夏季総体で優勝するのが目標です」と上田主将は力強く話した。

バレーボールは昨年に引き続き、今大会も最終決戦まで行わず男女の上位各2校を優勝とする方式が取られた。

女子のもう1校は近江兄弟社、男子は栗東西・栗東と仰木が王座に就いた。

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