2021.06.01
成長シーズン完結へ、初の月間勝ち越し
新型コロナウイルスの影響でリーグ内でも中止が相次いだ終盤戦。滋賀レイクスターズもアウェーの信州ブレイブウォリアーズ戦が中止となったが、それ以外は順調に試合を消化することができた。
月初の「滋京ダービー」京都ハンナリーズ戦で先勝して以来、4月は連敗なしの勝ち越し。シーホース三河や名古屋ダイヤモンドドルフィンズといったチャンピオンシップを争う相手から勝利を挙げることができた。5月5日のシーズン最終戦へ向け、開幕前にオフコートキャプテンの伊藤大司が「リーグで一番成長できたと言われるチームになる」と語っていた通り、右肩上がりの成長曲線を描いてフィナーレを迎えたい。
4.3(SAT)4(SUN)
AWAY/京都市体育館 VS京都ハンナリーズ
GAME 1 93-65 WIN
GAME 2 57-72 LOSE
因縁の「滋京ダービー」第2ラウンド。GAME1は京都に先手を許したが、3Qに大量39得点で一気に逆転。ジョナサン・オクテウスが来日最多となる30得点で勢いづけ、そのまま大勝。だが、GAME2は京都の好守にシュート成功率が低迷し、1勝1敗の痛み分けとなった。
4.10(SAT)11(SUN)
HOME/ウカルちゃんアリーナ VS三遠ネオフェニックス
GAME 1 94-84 WIN
GAME 2 76-82 LOSE
ホーム10連敗の不名誉な記録が続く中、GAME1ではジョーダン・ハミルトン後半だけで28得点を挙げる大爆発。狩俣昌也も14得点で続き、ホームでの連敗ストップに成功した。勢いに乗って連勝を狙ったGAME2は、三遠に主導権を握られて競り負けた。
4.14(WED)
AWAY/ウイングアリーナ刈谷 VSシーホース三河
88-82 WIN
12月にホームで2連敗を喫した三河との再戦。相手は3週間ぶりの実戦ということもあり、序盤から激しい守備で主導権を握った。徐々に追い上げられたが、ハミルトンとアンガス・ブラントが20得点11リバウンドのダブルダブルで盛り立て、接戦で強豪から勝利をもぎ取った。
HOME/ウカルちゃんアリーナ VS名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
GAME 1 83-80 WIN
GAME 2 72-92 LOSE
狩野祐介、齋藤拓実ら昨季の主力が初めて滋賀へ凱旋。序盤から抜きつ抜かれつのシーソーゲームとなったGAME1は、同点の残り1.9秒でハミルトンが劇的な決勝3Pを決めて勝利した。翌日のGAME2は狩野の3P"高確率で決まるなどし連勝はならなかった。
4.24(SAT)25(SUN)
AWAY/広島サンプラザホール VS広島ドラゴンフライズ
GAME 1 88-80 WIN
GAME 2 82-75 WIN
低迷する相手だが、3月にホームで大敗を喫した雪辱戦。GAME1は2Qで一気にリードを広げたが、後半で追い上げられなんとか振り切った。GAME2も同様の展開となったがハミルトンが20得点10アシストと攻撃を組み立て、悪い流れを断ち切って連勝を飾った。