2020.05.08

エニタイムフィットネスの挑戦[Ⅱ]ヘルシアプレイスをすべての高校生へ。

 

高校生の味方。ハイスクールパス。

高校生が無料で利用できる

 

「エニタイムフィットネス」のメンバーになれるのは18歳以上である。だが、子供でもなく、大人でもない高校生にこそ、実は心身を健康に保つためのヘルシアプレイスが必要ではないか。そんな考えから始まったのが「ハイスクールパス」制度だ。 登録条件は、親権者がエニタイムメンバーであり、本人が15歳以上18歳以下(高校在学期間)であること。利用できるのは親権者の登録店舗のみだが、なんと無料で利用できる。長浜駅前店の桒原健太さん(長浜インター店兼務)は、ハイスクールパスの魅力をこう話す。

「利用できる時間は、スタッフが常駐している10時〜19時に限りま す。安全面を考えてのことです。逆に、スタッフがいる時間なら、トレーニングメニューや食事面でのアドバイスを受けることができるのは魅力だと思います。私は大学まで陸上競技の長距離選手でしたので、食事面を含めダイエット系のノウハウは豊富です」

 

体重を〝リセット〞したくて

 


長浜駅前店でハイスクールパスに登録している高校生は14名。彦根工業2年の河合邦将くんもその1人。高校進学を機にアメリカンフットボールをやめて体重が増え、減量目的で昨年6月から通い始めた。「上腕二頭筋と胸筋を中心に鍛え、半年で12キロほど体重を落とせました。自宅から徒歩10分と近く、 JR長浜駅直結なので学校帰りに寄ることもできる。多い時はほぼ毎日通った時期もありました」

同じく長浜駅前店に登録している彦根東3年の北川雅音くんは、今年2月に通い始めた。理由は、〝受験太り〞をリセットするため。「卓球部で県大会団体2位に入りました。でも、引退後は受験勉強 でほとんど運動せず体重が増加。 受験が終わったので、体重を戻そうと思って通いはじめました」 週4・5日、1回2時間ほど。腹筋をメインにトレーニングを続け、3 週間で2キロ減に成功したという。

 

パフォーマンス向上にも

 

米原店に登録している長浜北3 年の針屋暁くんも、アメリカンフッ トボール部を引退して体重が増え、なまった体をリセットするために今年1月から通いはじめた。「長浜インター店に登録している友人から、エニタイムフィットネスのことを聞いて、家から近い米原店に通うようになりました。学 校の筋トレ器具とは違って、ここのマシンは1人でも簡単に負荷を変えられるので、効率よく鍛えら れます。部活を引退する前にハイスクールパスを知っていら...」

 

公立高校が多い滋賀県では、マ シンが充実している学校の方が珍 しい。米原店の豊田猛さんは「パ フォーマンス向上を目指す高校生 にこそ活用してほしい」と話す。「 エ ニ タ イ ム フ ィ ッ ト ネ ス の スタッフは何かの競技経験者が多い です。私はバレーボール出身ですし、野球や陸上競技などの元選手もいます。その経験を活かして、高校年代に合ったトレーニングのアドバイスができるのも強みです」 心身のリセットやパフォーマンス向上など高校生のニーズはさまざま。それらに高い次元で応えら れるハイスクールパスは、高校生たちの強い味方と言えそうだ。

 

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