2019.03.08

【3/9,10 vs秋田展望】アグレッシブディフェンスを崩せるか

3/9(土)10(日)にウカルちゃんアリーナで開催される滋賀レイクスターズvs秋田ノーザンハピネッツは、どちらも連敗がB1残留プレーオフ回避に向けて命取りとなるチーム同士の対戦だ。直近(10試合)の対戦成績も滋賀が2勝8敗、秋田が3勝7敗。強豪相手でも接戦に持ち込むも、なかなか勝利をつかみきれない滋賀にとっては、ここで勝って弾みをつけなければ残留プレーオフ進出は免れないだろう。

今シーズンのチームスタッツの比較では、滋賀はフィールドゴールの成功本数、リバウンド、ファールやターンオーバーの少なさで秋田より好成績を収めている。一方、秋田はオフェンスリバウンドがリーグトップで、スティールやブロックにも強いなどアグレッシブにプレッシャーをかけてくることが特徴のチーム。オフェンスではPG中山拓哉を中心にアシストで滋賀を上回っている。フリースローの成功本数でも大きく差をつけられており、かき回されて不用意な得点を与えてしまうことは避けなければならない。

ただ、滋賀は2月の中断期間で外国籍選手2人を入れ替えたことで、特にオフェンス面で大きく変化があった。秋田戦GAME1はヘンリー・ウォーカーが出場停止のため、京都ハンナリーズ戦とは違うガニ・ラワルとアレン・ダーラムで臨むことになる。ラワルのダーラムは特にリバウンドが強いため、シューター陣には心強い存在になるだろう。シーズン中盤からどの相手にも徹底的にマークされている狩野祐介や、3P成功率が上がってきた高橋耕陽、中村功平が思い切ってシュートを打てるか。また、秋田のプレッシャーディフェンスに対してガード陣が安してボールをコントロールできるかが勝利のポイントになる。

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