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2018.03.03

[視覚障がい者マラソン]滋賀銀行 近藤寛子

思い出の大分で再び快走。2020東京パラへ着々。

今年2月4日に行われた「第67回別府大分毎日マラソン」で、視覚障がい者女子マラソンの近藤寛子(滋賀銀行)が優勝した。 タイムは3時間18分14秒。 あと10秒速ければ2年ぶりの自己ベスト更新だっただけに悔しさをにじませた。

とはいえ、寒さと向かい風による悪コンディションの中での走りだっただけに2020東京パラリンピックへの手応えは十分につかめた。
「昨年は9月からケガで走る練習ができず、11月にジョグから練習を再開しました。 そして12月の防府読売マラソンでレースに復帰。 ほとんど走る練習ができなかった状況を考えれば、別府大分での自己ベストに迫る記録はすごく価値のあるタイムだと思います」

ラン練習が組めない時期、近藤は 「走れなくても、何かできるはず」 と、基礎体力強化トレーニングを地道に取り組んだ。 そのおかげでアスリートとしてのベースアップに成功。 意味は少し違うが、一種の”怪我の功名”となった。

ボーダーは3時間10分

2016年のリオデジャネイロ・パラリンピック出場は、今回優勝した”別府大分”で2016年に出した3時間18分05秒(自己記録)によってもたらされた。
「でも、リオ・パラは女子マラソンが初めて採用された大会で、日本代表の選考基準も低かったと思う。 自分の中では、東京パラのボーダーラインは3時間10分くらいではないかと。 それくらいで走らないとメダルが狙えないからです」と近藤は話す。

来年から始まる代表選考に合わせて、近藤は 「それまでに段階を踏んでタイムを伸ばし、3時間10分を切りたい」と青写真を描く。

それを踏まえ、今年8月の北海道マラソンでは3時間15分が目標。 3月からはトラック種目の5000mをメインに練習を重ね、スピードを高めるつもりだ。

近藤 寛子

滋賀銀行

Profile こんどう・ひろこ。栗東市在住。網膜色素変性症を発症し、右目はストロー・左目は針の穴ほどの視界になりながらも05年から走りはじめ、2016年にはリオデジャネイロ・パラリンピックの女子マラソンで5位入賞を果たした。自己ベストは3時間18分05秒。

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