ラグビー日本代表 滋賀合宿

5月7日〜11日、大津市の皇子山陸上競技場にて「アジアラグビーチャンピオンシップ」に向けた日本代表チームの合宿が行われた。大津市で〝ジャパン〞が合宿するのは初めて。大津ラグビースクール出身の内田啓介(パナソニック)は国際大会「スーパーラグビー」に参戦中のサンウルブズに召集されたため凱旋とはならなかったものの、2019年のラグビーワールドカップのキャンプ地誘致を進める同市にとってはいいアピールの場になった。

8日・9日には練習が一般公開され、多くのラグビーファンが皇子山に詰め掛けた。中でもサイン攻めにあうほど人気だったのが、テレビでもおなじみの山田章仁(パナソニック)。「僕らが各地を回ることでラグビーがもっと盛んになれば嬉しいですね」と、一人一人 に対して丁寧にサインや握手などを行なっていた。また、草津を拠点に活動する立命館大学ラグビー部出身の宇佐美和彦(パナソニック)は「滋賀は4年間お世話になった思い出の場所。成長して戻って来られたことをうれしく思います」とコメント。



同じく立命館大学OBの大戸裕矢(ヤマハ発動機)は「大学時代に子供たちを教えたりもしましたが、とにかく滋賀の子たちは元気。もっとラグビーが盛んになってほしい」と期待を寄せた。6月10日(土)には「第回滋賀 県ラグビー祭」が同じ皇子山陸上競 技場で開催される。宇佐美&大戸 を輩出した立命館大学が天理大学 を迎え撃つ一戦のほか、女子7人制 の対抗戦も実施。入場一般1000 円、高校生以下は無料。