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2016.11.29

小田 快人 / 関西学院大学アメリカンフットボール部

初観戦で気持ち高ぶる。

1941年の創部以来、日本のアメフト界をけん引してきた関西学院大学アメリカンフットボール部(ファイターズ)。この名門校で、近江高校野球部出身の小田快人(2年)がレギュラー組のポジションを脅かしている。
武器は、40ヤード(約37m)を4秒台で 走るアジリティ(俊敏性)。そして野球で慣らしたレシーブ(捕球力)。今年4月の京都産業大学戦では人生初のタッチダウン(TD)に加え、難易度の高い46ヤードのロングパスの捕球にも成功。本番となる秋季リーグも着実にプレイングタイムを伸ばした。いわゆる注目株だが、本人は「ベンチメンバーですし、課題もいっぱい。まだまだです」と、いたって冷静だ。小田がアメフトを始めたのは、知人の勧めによる。高校の部活を引退した後、初めてファイターズの試合を観戦し、衝撃を受けた。「漫画を通してアメフトという競技は知っていたけれど、マイナースポーツという印象をもっていました。でも、初めてファイターズの試合を観にいったら想像以上にお客さんが入っていて...。試合も激しかったし、自分の中に何か熱いものが沸く感じがあった」甲子園強入りを果たしていた2番打者には、野球での大学推薦の話もあった。だが、初めて観た試合と学生日本一を決める「甲子園ボウル」を観て、フットボーラーへの道を歩む決意をした。

打倒・立命。そして日本一。

歴代最多となる甲子園ボウル優勝27回を誇るファイターズは、名実ともに学生アメフト界のトップ・オブ・トップだ。だが、その王者が昨シーズンの関西学生リーグDiv・1で立命館大学パンサーズに敗れ、甲子園ボウル出場を逃した。フィールドの外でその敗戦を見つめた小田は「個人的には初めて立命に負けるのを見た。ショックでした。その試合で高校時代に北大津と近江がライバル関係にあったことを思い出した」という。小田が夏の甲子園切符を手にした2014年度の全国高校野球選手権大会滋賀県大会の決勝で前評判が高かったのは北大津。最終的に近江が4ー0で勝利したものの、内容は一進一退だった。「この試合の先制点を自分のバットでたたき出したからというのもあるけれど、個人的には甲子園よりもこの北大津戦の方が印象に残っています。当時の近江と北大津じゃないけ れど、関学と立命はライバル関係にあるし、状況は似ているのかなと思って昨年の〝関立戦〞は観ていました。そ ういうライバルがいるのは幸せなこと。でも、今年は立命に勝って甲子園ボウルに出たいですね」小田にとって2度目の〝甲子園〞への道は佳境を迎えている。山場は11月20日(14時30分〜万博記念競技場)の立命館大学戦。そして再び立命と対戦するであろう12月4日の西日本代表校決定戦決勝。この2つに勝てば、学生日本一を決める甲子園ボウル出場となる。「今年から大会方式が変わって、おそらく2回、立命と戦うことになると思う。当然やりにくい(笑)。でも、必ず2勝します。そして、学生王者として正月のライスボウルでXリーグ(社会人)王者にも勝つ。自分が大学 生の間に日本一になるチャンスはあ と3回。まず今年はその1回目です」〝甲子園〞のその先へ。元高校球児の小田が、今年の関立戦を熱くさせる。

小田 快人

関西学院大学

おだ・かいと。1997年2月8日生まれ、大 阪府出身。近江高校時代は野球部に所属。3年時に 夏の甲子園でベスト16入り。2番、センターとして 躍進を支えた。関西学院大学でアメフトをはじめ、 2年生の今季から出場機会に恵まれている。近江高 校の同級生には、プロ野球・阪神タイガースの植田 海がいる。174cm、71kg。

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