2018.01.06
[バスケットボール]京都精華学園高校 高橋未来
レイクスバスケスクール卒業生は日本の至宝。
昨年10月のU16アジア選手権で準優勝を果たした日本。 その司令塔(PG)を務めたのが、京都精華学園の高橋未来(1年・草津市出身)だった。
老上小学校から京都精華学園中学に進んだ高橋は、中学3年時にキャプテンとして全国中学生大会準優勝を経験。全国の強豪高校からもオファーが届いたが、 「精華のバスケが好きなので」 と全て断ったと言う。
「昔から仕掛けるプレーが好きで、精華中学を選んだのも”まず1対1”というスタイルが気に入ったから。 性格的にも当時全国1位だった大阪薫英女学院に行かず、精華で薫英を倒した方が楽しいかなと。高校もそんな感じ。 桜花学園や岐阜女子を倒したい」
勝気。 高橋を表現するなら、この二文字がしっくりくる。 高い壁があれば砕いて前へ進む性格。 初めて選出されたU16日本代表でも、1対1で勝負するつもりだった。 だが、チームからは得点ではなくアシストを求められた。
「相手がデカかった。 スピードは通用するけれど、フィジカルやリバウンドでは相手が上。 だから、相手を引きつけて、味方が得点できる動きを求められた。 勝つためには仕方なかった」
複雑な思いもある。が、それが日の丸を背負うということでもある。五輪出場を夢見る高校1年生にとっては、これも大きな経験になるはずだ。 そんな高橋が 「あの時は楽しかった〜」 と振り返るのが、レイクスバスケスクールに通った4ヶ月間である。
「レイクスのバスケスクールができると聞いて、行ってみた。 コーチは元レイクスの井上裕介選手(B2金沢武士団)。 ハンドリングとかボールをもらった後のステップとか、知らなかった技術をいっぱい教えてもらった。 今もその時に教えてもらったスキルを使ってます(笑)」
将来、日本の至宝になり得る逸材は、レイクスにとって”誇り”である。
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高橋 未来
京都精華学園高校 女子バスケットボール部
Profile たかはし・みく。2001年4月30日生まれ、草津市出身。老上小学校を経て、京都精華中学、同高校へ。2016年にはキャプテンとして全国中学生大会準優勝へ導いた。17年には高校1年ながらチームの主力として2年連続のウィンターカップ出場に貢献。10月にはU16日本代表の司令塔として準優勝の立役者となった。