2019.04.12
【残留力インタビュー】#32 狩野祐介 最終節までに残留決めたい
滋賀レイクスターズのキーマンが語る。残りわずかになった今シーズン。一時の低迷から巻き返し、B1残留まであと一歩のところまで来たレイクス。そのチームをキャプテンとして引っ張ってきた狩野祐介は「結果が残せているのはこのメンバーになったからだと思う。 去年だったらこの結果は出せなかったかもしれない」と“残留力”を発揮しつつあるチームに手応えを感じ取っている。
[Q]今シーズンはキャプテンとしても難しいシーズンだったのでは。
出だしから勝っていきたい、いい流れに乗っていきたいとずっと言っていて、開幕戦2日目に勝って、すぐにアウェーでも川崎戦に勝つことができた。 いい流れでスタートを切ることはできたけど、シーズン中間で連敗が続いた。 いろいろ試行錯誤しながら、練習もしっかりやったけど、結果が出なかった。 出だしが良かったからこそ、中間をもうちょっと勝っていれば、下の争いではなく上の争いにいけたのかなと思う。
でもそれは終わったことで仕方ない。 苦しい展開を3年間やっているけど、新しくヘンリー・ウォーカー選手とアレン・ダーラム選手も入ってきて、今までにないボールのいい動きができているし、得点も伸びている。 いい雰囲気のまま残り数試合戦っていきたい。
[Q]苦しい時期を耐えてきたから、チーム状態が上向いてきた。
この時期になるとうちは勝ちだすので。あとはうちは練習も他のチームよりきついはずなので、そのがんばりが最後に来ているのかなと思う。
[Q]キャプテンとして、シューターとして難しさはあった。
難しいと言えば難しかった。でも、オンとオフの切り替えがうまくいった。 オンのときはキャプテンなので、考えることは絶対考えなくてはいけない。 オフのときに好きなことをして、しっかり休んでまたオンに切り替えることが大事。 そこをしっかりやってきたからこそ、結果がついてきたのかな。
[Q]去年以上に切り替えは意識していたか。
好きなことを好きなだけやるようにした。オンラインゲームをBリーグの外国人選手たちと一緒にやったり。 あとは釣り。 でも、結果が残せているのはこのメンバーになったからだと思う。 去年だったらこの結果は出せなかったかもしれない。
[Q]残り試合は、どうシーズンを終わりたい。
最後の沖縄へ行く前には、B1残留プレーオフ回避を決めておきたい。 沖縄へ行ってからの2試合(最終節・アウェー琉球戦)は、何も考えずに楽しくバスケットボールの試合をして、帰ってくる流れにしたい。