今シーズンの滋賀レイクスはアウェーでの開幕2連敗で始まった。ブースターの脳裏には昨シーズンの悪夢（西地区最下位）が頭をよぎる。

　だが、そんな不安はすぐに吹き飛ぶ。10月12日・13日の”滋京ダービー”で京都ハンナリーズから2連勝を飾ると、10月15日には昨シーズンのファイナル進出チームである琉球ゴールデンキングスを撃破。さらに10月18日には「ドッグファイト」を掲げる大阪エヴェッサとのフィジカル勝負を制して4連勝を果たした。

　開幕ダッシュに成功したレイクスはアウェーでも躍動。10月25日に王者・宇都宮ブレックスから金星を挙げ、11月16日には強豪・横浜ビー・コルセアーズにも勝利。司令塔の游艾喆や大卒ルーキー西田陽成ら若手の成長もあって、11月を終えた時点で9勝9敗。今シーズンの目標である「勝率5割」をキープしたまま、師走の連戦に突入する。