2024.01.10

京都選抜の国体3位を支えた 大津市出身のゲームメーカー。志賀美桜

まさにシンデレラストーリー

中学までバレーボールをやっていた志賀美桜は大谷高校でホッケーに転向した。

「高校では新しいことに挑戦したいと思って体験会に参加しました。最初は入部する気はなかったんですが、スティックでボールを扱うのが新鮮で…」

入部後は、3年生のプレーする姿に魅せられた。
先輩への憧れが強くなるにつれ、ホッケーが面白くなってきた。だが、入部から半年が過ぎた頃に試練が訪れる。
9月で3年生が引退。志賀は競技歴約6ヵ月で公式戦に出るようになった。

「当然ですけど、先輩のような格好いいプレーができない。もっと上手くなりたい、もっと上手くなりたいと思って毎日を過ごしていました」

猛練習を続けた。結果、2年生から司令塔に。3年生のインターハイ予選では優勝した立命館から先制点も奪った。
そんな活躍が認められ、国体京都選抜メンバーに。さらに自身初の全国大会で3位入賞を果たす。
「私も両親もびっくりでした」。
試練というハードルを超えた先に、シンデレラストーリーが待っていた。

志賀美桜

大谷高校

南郷中学校卒。小学4年から中学まではバレーボールをやっていた。高校からホッケーを始め、今年の国体では京都選抜の一員として全国3位に貢献した。

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