第101回 全国高校サッカー選手権大会 滋賀県予選（決勝）

野球部以上の〝近江旋風〞を

　11月12日に皇子山陸上競技場で開催された全国高校サッカー選手権大会（選手権）滋賀県予選決勝は、近江が４│１で草津東を破って頂点に立った。

試合が動いたのは開始１分。近江の迎 楓真（３年）が決めて早くも1点リードに成功する。これで勢いを増した近江は31分にキャプテン岡田涼吾（３年）が追加点を挙げて２│０に。いい形で前半を折り返した

後半は草津東の猛攻に耐えながら、57分には迎がこの日2点目を挙げて３│０とリードを広げる。さらに79分には10番の川島優人（３年）のシュートが決 まって４│０に。
草津東は終了間際に篠原優太（３年）が意地の一発を決めたが、反撃はそこまでだった。インターハイ予選決勝では草津東に軍配が上がったこのカード。

近江の岡田主将は「夏の借りを返して全国に行けるのがうれしい。
全国では（春・夏の甲子園を沸かせた）野球部に負けない活躍をみせたい」と笑顔を見せた。

　
近江の2度目の選手権は12月31日から始まる。
初戦の相手は激戦区・埼玉を勝ち抜いてきた昌平だ。